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椎間板ヘルニア

腰を冷やさない工夫

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

特に女性に多い「冷え」は腰痛を悪化させやすいので、腰痛もちはできるだけ腰を冷やさないようにすることが大切です。夏は冷房の効きすぎに注意し、職場が冷えるようなら自衛策をとりましょう。乗り物やお店の中も冷房が強いことがあるので、冷えを感じたときにすぐ着れる薄手の上着を持ち歩いた方が安全です。今の時期を考えるとお風呂のお湯につかる事は少ないかもしれませんが、体を芯から温めるには、お湯は、38〜40度くらいのぬるめが最適です。熱いお湯だと末梢血管が収縮して血行が悪くなり一時的に体温が上がっても湯冷めしやくなります。
また女性で多いのが、先のとがったハイヒールやきつい靴で足を締め付けると、血行が悪くなって、いっそう足が冷えてしまいます。保温のためにソックスを履く場合も、ゆとりのある靴を用意しておくのも忘れずにしていきましょう。

日時:2014年8月26日 15:22
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腰痛と手術

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

ヘルニアや脊柱管狭窄症などの腰部疾患で麻痺が生じている場合には手術を考えることになると思います。最も多い腰椎の加齢性疾患は命にかかわる病気ではないため、手術の必要性は、基本的に起きている症状が患者さんにとってどれだけ苦痛か、どれだけ困っているかによって決まります。腰痛・下肢痛などの症状は背骨の生じた変化によって、そこを通る神経が圧迫される事から生じます。ただ、手術をしても完全に痛みや痺れを取り除いていけるかどうかはわかりません。
椎骨がずれたりすべったりしたために神経の圧迫が起きていた場合には、圧迫だけ取り除いても、再び骨がずれると再発してしまいます。また、椎骨の変形が大きかったり、病気で欠損した部分があり、動くとぐらついてしまう人なども解決にはなりません。
手術をお医者さんからすすめられたらどのような手術なのかを詳しく説明を聞き、疑問点を残さず確認しましょう。どんな方法が最も適するかは、患者さん自身の希望や考え方によっても違ってきます。

日時:2014年8月19日 08:13
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生活環境の見直し

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

日常の生活環境の中に、腰に負担のかかる要因が多ければ、腰痛も起こりやすくなります。ちょっとした気配りの積み重ねで、腰にかかる負担はかなり軽減できるものです。
実際には理想的な環境に変えられる事ばかりではないでしょうが、腰にとって良い事、悪い事を意識して環境を見直せば、それを補う工夫もできます。例えば、オフィスの机を自分に合わせて入れ替えるのは難しくても、自分に合ったマットや足台を用意して調節することならできるでしょう。
車を運転する時でも、「深く腰かけて、お尻を背もたれにつける」や「膝を伸びすぎないように軽くまげる」などの意識はできるはずです。また、背もたれと体の隙間に小枕を入れるのも良いです。
結局、腰痛がおこる原因のほとんどが小さい事の積み重ねによって起こっています。身の回りの環境のなかに腰に余計な負担をかけていたことがないかを見直し、なるべく無理のない姿勢を保てるように、改善をはかりましょう。

日時:2014年8月 5日 08:22
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腹筋を鍛えるべき?

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

「腰痛には腹筋を鍛える」このようなことを聞いたことがある方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?腹筋を鍛えた方が良いと言われているには理由があります。
1つは支柱効果です。人間は腹筋と背筋のバランスで重心を保っているため、背骨を支える役目があります。
2つ目は腰椎のズレを安定させる効果があります。腹筋力が強く、腹圧がかかるほど、腰椎を後ろに押し戻そうとする力が働きます。腰椎は筋肉が全く働いていない状態では前に滑り出そうとする力が働きますから、腹圧はこれを押し戻し、安定した位置に確保してくれます。
このような役割が腹筋にはありますが、鍛えるだけでは実は腰痛は予防できません。いくら腹筋を鍛えたところで、その腹筋を使っていないと全く無駄になります。
例えば、荷物を持ち上げる時に、腹筋に力を入れていますか?入れていないと思います。なぜなら、物を持ち上げる筋肉は背筋であり、腹筋は背筋に対して反抗する方向に動くからです。だからラクしたければ背筋だけを使って持ち上げた方が都合がいいのです。
腹筋を鍛えることは無駄ではないですが、重要なことは「動作をする時に腹筋が働いているか」の確認を行っていくことが必要だということを覚えておきましょう。

日時:2014年7月29日 08:24
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足の痛みの感覚

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

腰痛の患者さんを治療していると、腰痛と同時に足の痛みを感じている方が非常に高い割合でおられます。でもこの「足の痛み」というのが、人によって個人差があるのです。
例えば、歩けないぐらい痛みがある人もいれば、ある動作や体勢でのみ痛みが出る人もいます。痛みや痺れと言ってもビリビリする、ジンジンする、ピリッとする、ズキズキするなど人によって表現が異なってきます。
他には「鈍い感じ」や「鋭い感じ」など表現の違いが非常に大きくみられるのが足の痛みの症状でもあります。
これらの感覚は実は状態を把握していく上で非常に重要なことなのです。
我々は問診でこれらを聴き、今現在の体の状態と照らし合わせて、腰の神経が関連して足の症状を引き起こしているのかを判断していくことになるので患者さん自身が訴える「症状の感覚」というものは非常に重要になります。この感覚を聴く事によって局所の炎症が起きているのか、それとも血液循環が悪い為に起こっているのかなどの判断の参考になってくるのです。
できるだけ今の状態の感覚を施術者にそのまま伝えていくようにしていきましょう!

日時:2014年7月22日 08:22
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脊髄腫瘍について

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

背骨の中を貫く脊柱管内に発症した腫瘍を「脊髄腫瘍」と総称しています。腫瘍が神経根を圧迫した場合は、通常左右どちらかに痛みが現れてきます。脊髄の末端の腰仙髄や馬尾の腫瘍では、腰痛というより坐骨神経痛のような痛みのことが多く、お尻から足の方まで痛みが走ります。特に咳やくしゃみをするとひどく痛みます。椎間板ヘルニアの症状に似ていますが、腫瘍が大きくなるとともにだんだん強くなります。腫瘍が脊髄を圧迫すれば、感覚障害や麻痺も起こります。脊髄腫瘍は手術で摘出する治療になります。
検査ではMRI検査が欠かせません。レントゲンでは分からないので、注意が必要です。なかなか症状が改善されない痺れや痛みがある方はもしかするとこのような可能性も考えられるので、不安な時は早期に検査を受けるようにしましょう。

日時:2014年7月15日 08:54
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妊娠中の腰痛

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

妊娠中には腰痛や殿部痛、坐骨神経痛などの足のしびれが起こる方の割合が非常に多いと言われています。これは、赤ちゃんが大きくなるにつれ、体が変化してしまうために起こるケースがほとんどではありますが、必ずしもそれだけが原因とは限りません。赤ちゃんが日々お腹の中で大きくなる事は皆さん共通していくことですが、腰痛が起きる方もいれば起きない方もいるのが事実です。これは普段の生活環境の違いやもともとの体の歪みや筋肉の硬さなどによって違いがあるのではないかと私は考えています。
先日、妊娠7カ月で殿部の痛み、足に痺れが起きている患者さんが来院されました。動作の始めや体勢を変えるときに非常に強い痛みを感じ、歩くのも体重をかけると痛いということをおっしゃっていました。状態を診てみると痺れや痛みが起きている患側の足が健側に比べ非常に大きく外に向いていました。その他検査を行い、治療を行うと治療後は、まだ痛みは残っているものの歩行時の痛みは和らいでおり、「歩きやすい」とおっしゃっていました。
このように症状が軽減することもあります。
妊娠中の腰痛は仕方がないと思われがちですが、軽減させる方法もあるということを知っておいていただきたいです。

日時:2014年7月 8日 08:20
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説明と同意

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

「インフォームド・コンセント」という言葉を聞いたことはありますか?
これは「説明と同意」といって医師や鍼灸師などの診察を行う立場の人間が患者さんに検査結果と病状、そして治療方針をわかりやすく説明し、患者さんに治療について十分に納得してもらってから治療を始めるというものです。
私たちが、一方的に治療法を決めるのではなく、患者さんが詳しく説明を聞き、納得してから自らが治療法を選んで治療がスタートするというものです。
当院に来院される患者さんの多くは「今まで説明を受けたことがない」と言われています。病院にいけばとりあえず薬やシップを出す、整骨院にいけば、すぐにマッサージ、電気治療を行う等々・・・このような話をよく聞きます。先日来院された腰痛の方も今まで「鍼しか受けた事がない」と言われていました。その方は長年腰痛を患っていたみたいなのですが、全然治らないのに同じ治療ばかり受けていたのです。これはおそらく施術している側が状態に対して説明していなかったのではないかと思われます。
患者さんはその方法しか知らなかったわけですから・・・本当に治す気があれば他の方法も提案するのも一つだったのではないかと思います。
施術者も説明するのは当たり前と思いますが、患者さんもわからない事や疑問に思うことがあれば積極的に質問してみることも行ってみてくださいね。

日時:2014年6月24日 08:14
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意外と動いている骨盤

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

骨盤は仙骨と寛骨と呼ばれる恥骨、坐骨、腸骨の結合体で構成されています。骨盤の大きさや形は男性と女性で違っており、男性は縦長、女性は横長になっています。仙骨と寛骨をつなぐ関節は仙腸関節と言われ関節の内側は面が粗くざらざらしています。そのため、基本的には『動かない関節』と呼ばれたりしています。ただし、女性は女性ホルモンの影響で関節周りの靭帯や筋肉が柔らかくなり、関節が動きやすくなります。また出産時にはかなり大きく動きます。なので出産後の腰痛は仙腸関節が原因で起こることもあります。男性は絶対にずれないという保証はありませんが、女性に比べれば頻度は少ないように思います。おそらく男性の方が筋肉が強くなりやすいため、骨盤自体を支えられやすくなるのでは、と考えています。
体のゆがみを気にされている方の割合は非常に多いですが、骨盤のゆがみが全ての原因ではありません。人には、多少のゆがみがあってもそれを調整する働きがあります。ただし調整できる範囲を超えてしますと症状が起きてしまうので注意していくことは必要であると思います。

日時:2014年6月17日 08:27
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寝たきりになる原因

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

寝たきりになる理由として「内臓が悪くなって体力が低下すると寝たきりになる」「関節が悪くなると歩けなくなり寝たきりになる」などということ事を
患者さんから聞いたことがあります。
ですが、私の考えとしては、内臓が悪くても、関節が変形していても寝たきりになるということについては関係ないと考えています。寝たきりになる最大の理由は神経にあると考えています。脳、脊髄、神経根などの神経に異常がある場合です。例えば、関節の変形は固定すれば痛みが和らぎますし、脳からの指令が筋肉に届いてさえすれば、体重を支えて歩くことができます。
ところが、脳梗塞や脊柱管狭窄症などで脳や神経が損傷を受けるといくら命令しても体は動きません。
ただ、関節が悪くなる事で転倒しやすくなり、転倒した際に腰椎を損傷し、脊柱管狭窄症を悪化させて寝たきりになることはありえますが、関節が悪くなる事は寝たきりの直接的な原因にはなりません。
これらの事を理解しておくだけで希望を持てる方も多くいらっしゃるのでは?と思います。

日時:2014年6月10日 09:24
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腰痛を和らげる寝かた

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

ふかふかの弾力性のあるベッドよりも、硬い板のようなマットがあるベッドの方が腰痛には良いという通説があります。ですがこれは一概には言えません。まず、背骨の曲がり方や形には奇形があって、人によって楽になる体位が微妙に違うのが当然です。
「硬いマットがいい」ということを信じて、それを実行すると余計に腰痛を悪化させることがしばしばあります。この通説は、椎間板や椎間関節に最も圧力がかからない体位が、真直ぐな床に仰向けになった状態であることから世間に広まりました。しかし、それは脊椎に全く異常がない健全な人の体の状態の時の話です。脊椎に損傷をきたしている人にこれらは全く通じません。
なので私が考えるに、一般的な情報に惑わされないことが大事であると思います。一番は、無理しない事です。理想は仰向けで寝れることが良いですが、どうしても仰向けが辛い方は一番楽な体勢で寝て頂くことです。ベット、軟らかいどちらでも良いと思います。ただし、必ず自分が寝返りを取りやすい楽な方を選んで下さいね。

日時:2014年6月 3日 08:21
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重労働と腰痛

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

一般に、重労働といわれている職業が腰椎症になりやすいのは、ある意味で当然といえます。例えば農作業や重量物を持ち上げる作業に従事すれば、腰のいろいろな組織、筋肉や靭帯、椎間板、あるいは腰痛そのものに普段生活している以上のストレスがかかることは想像できます。そして、ストレスが強ければ筋肉に負担がかかり、筋肉が不自然に収縮・緊張して痛みの原因になります。この筋肉の収縮と緊張が長く続くと、血液の流れも障害されます。血液の流れが悪くなれば、老廃物がうまく運び出されずに筋肉内にたまり、さらに痛みの原因になります。また、冷気にさらされて作業をすると、寒さのために筋肉の緊張が強まり、血管の収縮も強まってきます。
このような理由で重労働の方は腰痛が多い傾向にあります。結局、負担になる動作をしなければいいのですが、『仕事』ですので、どうしてもその動作をしなければならないことだと思います。
対策としては、「あらかじめ準備しておく」ということです。前もってストレッチを行ったり、今日は負担かかりそうだなと思えばコルセットをしたり早めに準備をしておくことが腰痛を防ぐためには大切な事になります。

日時:2014年5月27日 07:43
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凝りについて

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

凝りとは損傷を受けた部分でプロスタグランジンと呼ばれる痛みの伝達物質が作られることにより、血管が収縮を起こし、血流が悪くなり、痛み伝達物質が溜まったままになってさらに痛みが増し、というような悪循環が回り出した時に起こります。当院に来院されている患者さんにも「凝った感じがする」と言われる方もいらっしゃいます。
この悪循環は血液の流れをさえぎり、最終的には組織の線維化が起こり、こちこちの塊になることもあります。筋肉が石のように硬くなるのです。
この悪循環を打開するためには血行を再開させてあげることが最も重要です。そのためには局所を温めていくことが必要です。方法としては鍼灸、マッサージ、ストレッチなどが効果があります。
そして、ある程度の運動も血流を上げるためには有効です。ただし、運動は強度や身体のコンディションによっては血流を落としてしまう可能性もあるので、しっかり準備体操から行って無理のない程度に「ウォーキング」から始めていただくことをおすすめします。

日時:2014年5月20日 07:31
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腰痛と靴

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

腰のためによい靴の条件は、「つま先に余裕があり、足の指がしめつけられない」「靴底に適度な厚さがあり、着地のときの衝撃が膝や腰に響かない」「踵が高すぎず、安定している」などがあげられます。
自分に合った靴を履いていなければ腰痛だけでなく、足の痛みも引き起こす原因にもなります。
例えば、踵の中央付近が痛くなる足底腱膜炎、母趾が内側に曲がってしまう外反母趾、小趾が内側に曲がってしまう内反小趾などまだまだ多くの足の疾患が存在します。
腰痛だけでなくこれらの疾患を起してしまう可能性が靴にはあります。
特にハイヒールは、腰が反って余分な負担がかかるので腰痛の方は長時間履き続けることは極力避けるようにしていきましょう。
靴を選ぶときは、必ず両足とも履いてみて、店内を少し歩き回って履き心地を確かめるようにしてみてくださいね。

日時:2014年5月13日 07:18
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画像診断と腰痛

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

脊椎分離症は、「症」の字がつくので、なにかしら症状があるように思われますが、症状のない脊椎分離は決してまれなものではないことが知られています。たとえば、腰に何も症状のない人を集めてエックス線写真を撮ると約5%の人にみられるといいます。さらに、スポーツをよくする人を集めてエックス線写真を撮ってみると、約3倍の頻度で分離があるといいます。したがって、腰の痛みは分離のための痛みなのか、そのほかの原因による痛みなのか、エックス線写真を前にしただけでは、判断できません。
先日、「脊柱管狭窄症」と病院で診断された患者さんが来院されましたが、話を聞くと、「レントゲンしか撮影していない」とおっしゃっていました。今は「痛み止めの薬を飲んで様子みて下さい」と言われていたみたいなのです。
神経はレントゲンでは撮影できないので、脊柱管で神経が圧迫されているかどうかは、わからないはずですよね。画像診断である程度疾患が絞れてくることが多いのですが、それだけの判断ではなく、他の要因や症状を含めて判断できることが大切だと考えます。

日時:2014年4月22日 07:13
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痛みの場所が変わる

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

椎間板ヘルニアの方の症状で最初は腰の痛みだけであったものが、やがて腰の痛みが薄くなり、それと同時に片足のお尻から足にかけての痛みに変わることがあります。これは傷めた椎間板が腰痛を引き起こしていたのですが、椎間板が破れて髄核が飛び出すと、椎間板の圧力が減って、腰痛は楽になりますが、飛び出すと痛みの種類が変わるためです。
椎間板が破れると、椎間板の圧力が減って、腰痛は楽になりますが、飛び出たヘルニアによって神経根が刺激され、下肢の痛みが出てきます。
先日、来院された患者さんも病院でヘルニアと脊柱管狭窄症と診断されたのですが、話を聞くと腰痛はなく、お尻の方に痛みがあるとおっしゃっていました。先ほど記載した通り、坐骨神経を圧迫している可能性が考えられますが、ただそれだけではなく、臀部での中殿筋や梨状筋での圧迫や委縮によっての可能性も考えることができます。
ですからお尻や足の痛みは様々な可能性を考えていかなければならない所なのです。

日時:2014年4月15日 06:54
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腰の痛み以外の症状

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

腰椎に限らず、脊椎の大きな役割の一つは神経を保護することです。そのため、脊椎に障害が起こると、その部分の症状(首が痛む、腰が痛むなど)以外に、神経が障害されたための症状がでることがあります。ヘルニアによる神経症状もそうです。また神経の症状が出ている方が、筋肉による痛みやだるさに比べ重症のことが多いです。
したがって、脊椎に問題があるときには、本来脊椎が守るべき神経の障害があるかないかが、大変重要になってきます。腰椎の神経の障害では、実際には足のしびれや足の筋力の低下の有無、排尿障害の有無、そのほかの症状として歩行時の痛みなどがあげられます。
ですが足の痺れや筋力の低下は、実は、脳の病気でも起こります。排尿障害は男性では前立腺の病気でも起こってきますし、歩行時の痛みは血管の障害でも起こります。
ですから、神経症状が起きた時はすぐに腰のせいだと自己判断せず、医療機関を受診することをおすすめします。

日時:2014年4月 8日 07:49
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運動の前に

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

腰痛の予防のための運動としては、歩行のような特に技術を要しないものから水泳などのようにそれなりの場所や技術が必要なものまであります。
ですからスポーツによって腰に対して不都合のあるものもでてきます。
当院に御来院されている患者さんもゴルフをされている方が非常に多いです。ゴルフは腹や腰の回旋運動が加わるので、腰痛のあるときにはあまり望ましいスポーツとはいえません。
しかし、痛まない程度であれば、いずれのスポーツも筋力強化や気分転換のためにやって良いと思います。
重要なことは、本格的な運動に入る前に十分に準備運動を行うことです。関節や関節の近くの筋肉をしっかりストレッチしましょう。また、体温が少し上がるようにウォーミングアップわしていきましょう。準備運動は、その日の体調を知るためにも大事なことです。腰に限らず、身体の調子が少しでも悪いようなら思い切って運動を止めるか、調子に見合った軽い運動をするようにしましょう。

日時:2014年4月 1日 09:21
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腰痛と動作

こんいちは、鍼灸師の沖田です。

急性の腰痛のほとんどは、なにげない動作によって引き起こされるものです。
したがって、日々の動作に気を付けるだけで、腰痛の発作をある程度防ぐことができます。
そして発作の回数を減らせば、椎間板への障害を減らすことができ、ヘルニアなどの神経根症状を起こさずにすむ可能性が高くなります。
すでにヘルニアといわれている人でも神経根への影響を減らすことができます。では、腰痛に良くないなにげない動作はどのようなものがあるかと考えてみると、まず「中腰」といわれる姿勢をとることです。簡単にいえば、膝を伸ばしたまま腰をかがめるような動作です。床にあるものを持ち上げる時や顔を洗うときなど、日常の生活で実によく行っている動作です。この中腰をとると、椎間板内の圧力が高まり、椎間板へのストレスが強くなります。
中腰にならないようにするには、膝を十分に折って腰そのものができるだけ前かがみにならないようにします。床にあるものを取ったりするときは注意していきましょう。

日時:2014年3月25日 08:05
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座位と腰痛

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

座位は腰痛の危険因子です。座る姿勢が悪いとなおさらですが、良い姿勢であっても、腰痛の強いときにはあまり座らない方が良いです。1日中座っている方へのアドバイスは「1日中座りっぱなしにしない」ことです。
できれば時間を決めて、「1時間座っていたら10分休む」というようにしたいです。
1日のうち、座っていることが多い人は椅子に少しこだわったほうが良いと思います。一般的にすすめられている椅子の高さは座った状態で足が床にぴったりとつき、膝がお尻より高くなりすぎない高さです。
この高さであれば、脚がぶら下がって腰椎の前弯が強められることもなく、低すぎて前かがみになることもないからです。
最近では腰椎のことを考えた椅子も販売されているくらいです。
姿勢については、このブログでも何度も紹介した通り、顎を引いて背筋を伸ばし、軽くお腹に力を入れることが大切です。
また寒い時期にはお尻や腰の保温にも気をつけていきましょう。

日時:2014年3月18日 09:06
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根本的に腰痛を無くすには

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

腰痛の原因にもよりますが、急性期であればまずは安静第一を考えることが大切です。
問題は慢性の腰痛の場合です。急性の腰痛をくり返すうちに慢性化していくこともあれば、はっきりした原因がないのになんとなく腰が張ってきた、腰が重たい、といった慢性の腰痛もあります。
これらの慢性の腰痛は、一時的な治療で根本的に治してしまうわけにはいきません。手術や薬で治るものではないのです。
そもそもの原因が、腰背筋の筋力の低下や姿勢の不良による腰仙椎のバランスの変化なので、受け身の治療いわゆる対処療法だけでは限界があります。
慢性の腰痛は、生活様式と自分の体質のつくりだす疾患だと考えることができます。
したがって根本的な治療とは、自分の腰の弱点を理解して生活様式を見直すことにほかなりません。
また慢性的な腰痛には、消極的になるのではなく、積極的に身体を動かして血液循環を良くしていく方が調子が良いことが多いのです。


ぎっくり腰とヘルニア

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

ぎっくり腰の背景には腰の筋肉の老化があり、これに中腰や腰の捻りなどの何らかのきっかけが加わった時に起こりやすいのです。
ですから、初めてぎっくり腰になったら、「これからは少し腰にも気を使っていかなければいけないな」と思わなくてはいけません。
腰のケアが必要な状態になったというべきでしょう。
ぎっくり腰の中には椎間板が傷ついてヘルニアの一歩手前という状態があり、これを繰り返すと正真正銘のヘルニアになることもあります。最初のぎっくり腰では腰が痛いだけだったのが、回数を重ねると発作のときにいつものような腰の痛みだけでなく、お尻から大腿の裏にかけて伝わるように痛んだり、ふくらはぎや足先まで痺れたりというようになることがあります。
しかし、ヘルニアになっていると言われても、不幸のどん底に突き落とされた気持ちになる必要はありません。
たとえヘルニアになっても、手術をしなければならないようなケースは決して多くはないのです。
あくまで手術は最後の手段として考えても私は良いと思います。

日時:2014年3月 4日 08:17
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腰痛の前兆

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

腰痛の起こり方には、ぎっくり腰のように全く予告なしにやってくるもの、腰の違和感から始まって徐々に腰痛が起きるもの、臀部の痛みからふくらはぎや足先の鈍痛がでてきたりするものなど、さまざまなタイプがあります。したがって、はっきりとした前触れはありません。
ただ、どのような腰痛にしても腰の筋肉の疲労や緊張を伴います。ですから、腰がはった感じや疲労感は腰痛の前兆と考えてよいと思います。あるいは、そのような条件があるときに腰の障害が起こりやすいともいえるでしょう。このような場合、無理をするのは禁物です。長いこと座ることが多そうであれば、1時間に1回は立ってみるようにしたり、物を持ち上げるようなことがあるようなら膝をしっかり曲げ体全体で持ち上げるように意識していきましょう。

このようなときには『中腰の姿勢』は絶対避けるようにし、腰を冷やさないように注意していきましょう。もし冷えているようならカイロを腰に貼ったりすることをおすすめします。

日時:2014年2月25日 07:45
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筋肉や骨の委縮

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

重力のない宇宙空間で長く生活をすると、骨量が減ってくることが知られています。また重力のある地上でも、寝たきりになると骨量や筋肉の容積が減ってしまいます。寝たきりでなくても、脳卒中などで麻痺を起した時にも四肢の骨量はやはり減ってきます。
これを「廃用委縮」といい、使われることの少なくなった組織は正常に機能していた状態を保てなくなることをあらわしています。
骨や筋肉は、使われていることを刺激にして、機能を保っているからです。
骨や筋肉が弱ってしまうと、腰痛を起している原因がなんであれ、痛みが強まってしまいます。なかには、痛みが慢性化して動くことがさらに辛くなり、骨や筋肉の委縮が進んでしまうという悪循環に陥ることもあります。
では、この悪循環を断ち切るためにはどうすればいいのかというと、動けないほどの痛みがあれば、痛みをやわらげることが第一になります。次に、動けるようになれば、徐々に歩いてみることです。
筋肉や骨の委縮を防ぐには体に無理のない程度に運動を心がけていくことが必要なのです。

日時:2014年2月18日 08:09
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ぎっくり腰について

こんにちは、沖田です。

最近、ぎっくり腰の患者さんが増えてきています。
寒さの影響で腰の筋肉の硬さが出やすくなった可能性もありますよね。
ですから、今回はぎっくり腰について書いていきますね!
ぎっくり腰の痛みは非常に強くて、動くこともままならない状態になります。
注意することは、「足の方へ響く痛みやしびれはないか」など、腰以外に症状が起こっているかを確認しましょう。こうした症状があれば、医療機関へ、なければ痛みがある程度おさまるまで安静にしましょう。
安静に、と言っても腰痛のひどい時は、仰向けになって休むとかえって辛いことが多いものです。そういう時は横向きになって、エビの様に丸まってみましょう。それで楽になればいいですが、それでも辛ければ仰向けで膝の下に枕を入れて休むと楽なこともあります。

要は一番楽な姿勢を見つけて、それで腰痛が軽減していくのを待つようにしましょう。

ぎっくり腰の初期の処置として、わかりやすく言うと「やってみて気持ちの良いことはなんでもやっていい」と覚えておくといいかもしれませんね。
「動いて痛いようなら動かずにいる。」「温めて楽なら温める」「冷やして楽なら冷やしてみる」ということです。
ただし、痛みが強くて食事もできないようなら我慢せずに専門家に診てもらうようにしてくださいね。

日時:2014年2月 4日 10:17
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ヘルニアの神経検査

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

ヘルニアの症状の中で「足に痺れがでる」という症状は多くの場合に起こります。
これは神経による症状ですが、神経とは何なのでしょうか?
神経を大きく分けると、
・脳からの運動命令を筋肉に伝える運動神経、
・足を触られたことなど脳に伝える知覚神経、
・足の発汗などを意識しないで調節するための自律神経 があります。
腰の疾患では、主に下肢の筋力を調べることで運動神経を、指や筆などで足を触ることで知覚神経を調べます。
腰椎のそれぞれの場所からは神経根が出でいます。そこで、どの痛めているとどの筋肉が弱くなるか、あるいはどこを触ると鈍く感じるのかという風に神経根のレベルに応じて症状が出てくるのです。そして、どの神経根が障害を受けているのかを推測して診察していきます。
もう一つ、検査方法としてハンマーによる検査があります。これは知覚神経と運動神経とを合わせた検査といえます。
腱を叩いて筋肉を伸ばすように刺激すると、それを筋肉の中にある筋紡錘というセンサーが感知して脊髄に伝え、脊髄の中で処理して運動神経に伝えます。すると、今度はその伸ばされた筋肉が収縮するように運動神経が興奮し、その興奮が筋肉に伝わって筋肉が収縮し、足が跳ね上がる現象が起こります。
このようにレントゲンやMRIなどの画像診断以外にも、検査方法は数多くあります。一つだけの検査で判断せず検査の結果を総合的に判断していくことが重要です。

日時:2014年1月28日 08:17
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腰痛と問診

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

どんな症状であってもその背景や経過を知ることは治療家にとってとても大切なことです。そのため当院の問診では多くの質問を問いかけます。
流れとしてはどのようにして腰が痛み始めたのかを聴いてます。
「いつから痛みが出たのか」「徐々に痛み出したか」「どんなことをしていて痛みがでたのか」などを尋ねていきます。今回が初めての腰痛なのかどうかも治療の方針に影響します。「痛み具合はどんなものでしょうか。その程度はどのくらいですか」「夜は十分眠ることができますか」「一日のうち一番痛むのはどんなときですか?」などが、腰痛の主な問診の内容です。
ヘルニアなど腰痛以外にも症状がある場合は、さらに詳しく問診をとっていきます。「腰から足の方へ伝わっていくような痛みはありますか?」「足のしびれはないですか?」「足に力が十分入らず、つまずきやすくなってはいないですか」「排尿や排便のとき以前と変わったことはありませんか」などが腰痛以外の症状を知る質問になります。また、稀な病気ですが、細菌によって起こる腰痛もあり、この場合は熱があるかどうかも大事な症状です。
症状がきつくなればなるほど、今の状態をきちんと把握して対処していかなければいけません。例えば「温めた方がいいのか?」「冷やした方がいいのか?」この処置をとってみても間違った対処をするだけで症状や痛みが悪化してしまうケースもあります。ですから、できる限り患者さん自身にも質問内容には答えていただきたく思います。
早く痛みを改善するためにも自分の体に意識を傾けるようにしていきましょう。

日時:2014年1月21日 07:57
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緊張と体の不調

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

精神的に緊張しているときには必ず肩に力が入ります。それと同時に背筋も緊張したままになっています。ですから、緊張しやすい人が三時間も緊張した空気の中にいれば、それだけで背中全体の重い凝りが出てきます。このようなことをよく体験される方は日常生活で緊張する場面を取り除くことができれば、慢性の症状は改善されていくと考えられます。しかし、緊張しているという自覚がない場合は改善が極めて難しくなります。
また、緊張の原因にちょっとした怪我がある場合も多いのです。例えば、「目の上を少しぶつけた」「足を少しひねった」といった怪我をかばうことによって姿勢が悪くなり体のバランスが崩れ、重心が前後左右に傾きます。この傾きは無意識に長時間続き、背筋や腰は常に緊張状態になります。これらが凝りや痛みに発展していくことになるのです。
これらは比較的誰にでも見られる症状で、しかも精神的に不安を抱えやすい方は症状もひどくなりやすいと思います。問題は本人に全く自覚がないことで、かばうことをやめなければ症状がとれないのですが、神経質になっているとかばうことをやめられないのです。
このようなケースを治していくには客観的に判断してくことが重要だと考えて言います。
病院や治療院に行って、今の現状をしっかり説明してもらいましょう。
そしてどういう風に日常で気をつけていけば良いかをぜひ聞くようにしていきましょう。

日時:2014年1月14日 07:51
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長時間の腰かけ方法

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

正月はいかがお過ごしでしたか?
連休になれば、必然的に長時間腰かける姿勢になってしまう方が多かったのではないでしょうか?
乗用車や列車のシートは長時間休めるようにリクライニングが付いていて、クッションが効いています。こういうシートに座ると、腰椎が垂直、または屈曲した状態になるので椎間板の内圧が高まります。すると線維輪が引っ張られ、鈍い差し込むような痛みが出現します。ですから椎間板ヘルニアをもともと患っている方は症状を悪化させてしまう可能性が高いのです。椎間板が悪い人にとって柔らかいシートは天敵になります。
そこで予防の方法をお伝えします。
まずバスタオルを用意します。これを硬く丸めて円柱状にし、ベルトの少し下の位置に置きましょう。これだけでたいていのソファーは快適なシートに変わります。
この方法は長時間の運転の時にも有効ですので、腰痛予防にバスタオルを1本携帯しておくのもいいですね。

日時:2014年1月 7日 10:17
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長く歩くと足がだるくなる

こんにちは、沖田です。

年齢が経ってくると「長く歩くと足がだるくなる」という状況が少なからずあると思います。しかし、これを筋肉疲労の一種と勘違いしているとたいへんなことになる場合もあります。
「長く」とは100メートルのこともあれば、500メートルのこともあれば、10分という時間単位の場合もあります。
腰痛の疾患の中に「脊柱管狭窄症」という疾患があります。脊柱管とは椎体の後ろにある神経の通り道です。その通り道が狭くなったため神経が摩擦を受け、炎症し、さらに血行不良になり、電気信号が伝わらなくなる疾患です。特徴的な症状としては、脳からの信号が伝わりにくくなり、筋力が低下したり、だるくなって足が痺れてきたりして動けなくなります。ただし、その場でしゃがんだり座ったりして3〜5分くらい休んでいると、再び血行が再開してあるけるようになります。休む時は前傾姿勢をとるのが特徴です。その理由は、前傾姿勢をとることで椎体のずれが補正されて脊柱管が広がるからです。
長く歩くと足がだるくなるのはその初期症状かもしれません。ですから、「足がだるくなる」という体の反応を甘くみないようにしていきましょう。


膝の痛みと神経痛

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

膝の裏側には坐骨神経からの分岐である総腓骨神経と脛骨神経が通りますが、坐骨神経が損傷されると、膝の裏が痛くなることは少なくありません。患者さんが病院や治療院に行かれる際に注意すべきことは、坐骨神経痛はお尻から大腿の裏側、下腿の後ろにかけて連なる鈍い痛みであるという先入観を多くの施術家は思っていることです。つまり、膝の裏の痛みは坐骨神経痛であるという判断をしてもらえない可能性が高くなるのです。
実際には腰椎には腰椎のL3〜L4レベル以下の椎間板ヘルニアであれば、膝の裏だけが痛くなることは十分ありえます。にもかかわらず、膝の裏を痛いというと膝関節が悪いとされ、坐骨神経痛の可能性を除外さてしまうことほとんどなのです。
膝の裏の痛みが膝自体の問題なのか?それとも椎間板ヘルニアが由来なのか?は患者さんの症状の詳細を細かく丁寧に聞いていかなければ判断できません。膝関節由来の場合は安静時より加重時に痛む、痛い場所を特定できるなどの特徴があります。
ですから、膝が痛いからといって膝だけを疑うのではなく、患者さんの話を聞いてどこが原因なのかを調べていくことが必要です。

日時:2013年12月17日 08:24
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大腰筋の役目

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

腸腰筋という筋肉は腸骨筋と大腰筋が合わさってできています。
この筋肉は内臓に対して最も大きな影響を与える筋肉の一つで、背後から調べることはできません。
腰椎の両側に寄り添うように付いているのですが、お腹の筋肉(腹直筋、腹横筋、腹斜筋など)が柔らかくなっていなければ調べられません。
この大腰筋が縮むとどうなるのか?というと、上半身の前傾姿勢を促し、猫背や肩こりなどを誘発する原因にもなります。骨格筋は、縮むと骨を動かし、その隣にある筋肉にも影響を与えるというように連動、連鎖するような造りになっているため、この大腰筋という大きな縦長の筋肉の変化の影響は計り知れません。特に日本人の多くは姿勢が「前倒れ状態」にあります。実はこの大腰筋が非常に硬い人が多いということなのです。
大腰筋の硬い部分は人によって様々で、上部、中央部、下腹部、だったり、あるいはその複合だったりと骨格の状態によって状況も変わってくるのです。ですから大腰筋の硬さを起こさないよう、深く椅子に腰かけるようにしたり、腹筋を鍛えたりしていくことが必要になります。

日時:2013年12月10日 08:02
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バランスが悪いまま運動すると・・・

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

バランスが悪い状態で運動やスポーツを行うとどのようなことが起きるでしょうか?
バランスが悪い状態というのは必ず、骨格の歪みを持っています。そして、慢性的な筋肉疲労を持っていると言うことにもなります。人間の体は、動けば動くほど筋肉は硬くなっていく性質があります。その硬くなった筋肉はマッサージでは取り除くことが難しい場合があります。何故なら骨格の異常が原因だからです。
したがってそのままスポーツを続けると故障が多かったり、体力が向上しなかったり、また疾患を持っていたりと悩むことが多いのではないかと思います。よく、スポーツ選手で同じ所が痙攣を起したり、肉離れを起したり、激痛が走ったりしています。これらは筋肉トレーニングでは根本的に改善はできません。バランス整えてきちんと均等に負荷がかかるような体になってこそ怪我をしないようになると考えています。
例えばスポーツしている最中に腰が痛くなる方は、走っているフォームは気にしていますか?足は開いていませんか?上半身は起き上がっていないですか?
結局は今まで築いてきた体のクセが負担をかける原因になるのです。痛めない体を作るためには、骨格を変えていきながら、クセを直していくことが必要になります。


力を入れたときに起きる腰痛

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

多くの人が考えるぎっくり腰のほとんどは、力を入れたときに起こるパターンです。力を入れるためにはその動作を意識していなければなりませんから、腰を痛めた原因をたずねると、たいてい「重い物を持ち上げた時です。」と答えることができます。つまり思い当たる原因がある腰痛です。
筋肉の性質上、力を入れようとするときはできるだけ、真っ直ぐな姿勢を作ろうとします。真っ直ぐな姿勢とは屈曲しすぎない、伸展しすぎない状態です。なぜかというと、筋肉が伸びきった状態では隣り合う筋線維の接触面積が少なくなるので大きな力が出せなくなります。また、筋肉が縮んだ状態では、筋の全長よりさらに縮むことができないので力が出せません。よって力を入れようとする際にはできるだけ真っ直ぐな姿勢をとろうとするわけです。
スポーツをしている時などは、最大の筋力を瞬間的に出さなければならない場面が多く、この時に起こる腰痛は、筋肉や筋膜の損傷によるものが多くなります。ただし「真っ直ぐな姿勢」をしている時は関節や椎間板にはそれほど無理な力がかかっていませんから、スポーツなどで美しいフォームができている人は、関節や椎間板を痛めることは少ないといえます。


ヘルニアと痛み

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

擦り傷を負った場合、その傷の上を手でなでると、とびあがるほど痛いです。しかし、擦り傷が治った後に手で傷をなでても、全く痛くありません。これはヘルニアと神経根の関係でも同じことが言えます。
神経根が傷つき、炎症を起こして腫れている時はヘルニアによる刺激症状が過敏に出ますが、神経根の炎症や腫れが引いた後ならヘルニアで刺激されても症状が出なくなります。ヘルニアがあったとしても、症状がない人は全国にごまんといます。症状がない人はヘルニアがあろうとなかろうと、椎間板ヘルニアという病名は付きませんし、健康な人と同じです。「ヘルニア=神経を圧迫、そして炎症と痛み」と考えるのは嘘で、ヘルニアになっても神経を圧迫しないことも多く、髄核のやがて綺麗に掃除されることも証明しているわけです。まとめると、ヘルニアを放置して、神経の炎症を取り除くだけでも、症状は消えてなくなるということです。もちろん、ヘルニアを除去しないと痛みが消えないものもあります。
もしヘルニアが起きたときには、いきなり手術ではなく、様々な選択肢があることを覚えておきましょう。

日時:2013年11月19日 08:26
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腰を入れる

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

腰痛を予防する方法をこのブログでも多く紹介してきましたが、やはり普段の生活の中で気をつけていくことが一番の予防法ではないか?と思います。
「腰を入れる」という言葉を聞いたことはありますか?意味がわからない方もいれば、そんなことかと思う人もいると思います。
「腰を入れる」ということは「重心(臍)を目的物に最も近づく(真下に来る)ように行動すること」です。
例えば顔を洗う時にできるだけ水道の蛇口に臍を近づけるという作業が腰を入れることになります。立って腰を曲げて顔を洗うと、臍が最も蛇口から離れるのでこれは「腰が引ける」と言います。
股を開脚しながら膝を曲げて臍を流し台に最も近づける体勢にしてから顔を洗えば、腰を入れたことになります。
子供を抱っこする時は臍を子供の臍の位置まで下げてから子供を持ち上げれば腰を入れたことになります。
座ってパソコンをする時はキーボードに臍を近づけます。
手を伸ばさなければ届かないところの物を取る時は、回り込んででも臍をその物に近づけてから取るようにします。

このようにありとあらゆる動作で腰を引かずに腰を入れるということをするのです。
そうすると日常生活で腰に負担がかかることが少なくなり、腰痛や神経痛を予防することができます。
慣れるまでが大変ですが、「腰を入れる」ということを頭に置いて行動してみてくださいね。

日時:2013年11月12日 08:57
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腰椎の捻挫

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

意外なことを言います。実は「腰椎は捻挫が起こりにくい部分」なのです。腰を痛めている方の割合は非常に多いのですが、体の構造では、腰は強い場所なのです。
捻挫とは関節の可動角度の限界を超えるような外力が働いて靭帯が裂けたり、靭帯の付着部が剥れたりする病態を指します。ところが腰椎が可動域を超える程の動きをすることがなかなかありません。下位の腰椎では骨盤と背骨を結び付ける靭帯が豊富にありあすが、これらの靭帯がそう簡単に損傷を起さない理由は、腰椎には様々な筋肉が付着しているため脊椎を頑丈に支えているからです。
腰椎には様々な筋肉がテントを張るように付着しています。釣竿でイメージすると、この部分はグリップになります。例えば、大きな魚を釣り上げようとすると竿はしなりますよね。もし竿が折れることを想像するとどこから折れると思いますか?綺麗にグリップの上から折れることは考えにくいですよね。捻挫が腰椎に起こるとすれば、グリップが折れることになりますが、実際には腰椎よりも上で起こるでしょう。
こう考えてみても、腰椎は捻挫が起きにくい部分なのですが、これだけ腰痛が多いということは、多くの方は腰部の筋肉の柔軟性が低下していることが考えられます。

日時:2013年11月 5日 08:19
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スポーツが原因の子供の腰痛

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

スポーツは急な動きを行いますから、筋・筋膜性の腰痛が起こりやすいことは察しがつきます。また、椎間板にも急激な圧力がかかるので、線維輪が切れたり、ヘルニアになったりもします。しかし、問題はそれだけではありません。
実は小学生の高学年から中学生にかけて、スポーツで特に傷害しやすい部分があります。それは椎弓と呼ばれる部分です。椎弓は立位歩行をするようになった脊椎動物の弱点になります。体の構造で、腰椎は前彎していて、椎体が前に滑り出そうとしています。それのストッパーの役目をするのが椎間関節です。
この椎間関節の突起は上に出ているものと下に出ているものがあります。下に出ているものが椎体が前に滑り出すのを防ぐ役割をしているのですが、この椎弓が非常に薄っぺらい構造をしています。
ですから上半身を急激に前後左右に動かすスポーツをしていると、椎弓に大きな力が加わり、疲労骨折が起こることがあります。小学生高学年から中学生にかけて多い理由は、まだ骨が十分に出来上がっていない成長期の時期に負担をかけているからです。


背中や腰の凝り

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

肩から背中にかけて四六時中重苦しい痛みが続くことがあります。もちろん原因ははっきりしない場合も多くあります。特に重労働したわけでもないのに、このような痛みが出現し、それが長期続くこともしばしばあります。
しかし、そのような背筋の痛みの場合、原因ははっきりしています。それは持続する筋の緊張です。
例えば、1kgくらいの軽いバックを片手に持った状態で肘を90度に曲げたままにします。すると前腕と上腕の筋肉に重苦しい持続する痛みが出現します。1kgはそれほど重いわけではありません。しかし長時間同じ体勢をとることで筋の血流量は低下して痛みが発生します。
これは背中の痛み、腰痛でも同じです。長時間同じ姿勢でいるだけで筋肉は固まり、重苦しい痛みが出現します。
これらの痛みを解消するには、同じ姿勢をとり続けなければならない状況を変えなければならないのですが、簡単なことではありません。それは、本人が同じ姿勢をとり続けていることに自覚がないばかりか、なぜ同じ姿勢をとっているかの理由もわかっていない場合が多いからです。自覚がないだけに改善するには時間はかかる問題になります。
ですから、背中や腰の凝りを改善していくためには、まず「自分の症状を自覚すること」が必要であると考えます。

日時:2013年10月22日 09:04
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腰痛になりやすい人

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

どういう人が腰痛になりやすいかというと「、最もエネルギーがかからないようにしながら動く人」になります。
どういうことはというと、例えば、落ちたものを拾う時に腰を曲げて手を伸ばし拾いますが、この時落ちた物に可能な限り近づき、しゃがみこんで拾おうとする人は、体力的なコストが多くかかります。
人の重心は臍にあります。この臍の位置が動けば動くほど消費エネルギーが高くつきます。物を拾う時に可能な限り臍の位置を物体に近づけることは重心を移動させることを意味します。こういう行動をしていると体力が消耗します。
一方、腰を曲げて腕を伸ばして物を拾う時は臍の位置はほとんど変わりません。
つまり重心移動することなしに物を拾うことができるので消費エネルギーがわずかですみます。実は腰痛を含め、多くの背部痛はこの「なまけもの運動」が関係しています。
重心を移動させない代わりに腰や背中をおもいっきり曲げるから腰に負担がかかるのです。

日時:2013年10月15日 11:59
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安静にすること

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

例えば、ぎっくり腰になったとき壊れた組織を修復してくれるのは何だと思いますか?
体の組織を修復してくれるのは、血液の流れだということを知っておくことが大切です。
人間の体は痛みを感じている部分には血流が行かないように作られています。
その理由は簡単です。痛いところは傷が付いているわけで、そこに血流が行けば、出血し続けるからです。ですから、痛いところでは血管が収縮し、可能な限り出血しないように生体が防御してくれます。痛むところには血液が流れにくいのは人体の大原則とも言えます。
つまり、炎症をまず抑えていくことが「ぎっくり腰」など急激に痛みの強い腰痛の場合には重要です。
痛みをとろうと安静にしなければ、損傷部位の血流が途絶え、いつまでたっても修復してもらえないということが起こるということです。
腰痛が起きたときには適切な処置をするようにしていきましょう。

腰に激痛が走るほどの損傷が起こっている場合、2〜3日の安静がどれほど大事になるかがおわかりいただけたと思います。

日時:2013年10月 8日 08:30
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腰痛のタイプと医療

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

一言で腰痛といっても、様々な種類があるのをご存じの方はほとんどいません。
腰を支える組織を挙げると、椎体、筋肉、椎間板、椎間関節、前・後縦靭帯、黄色靭帯、棘上靭帯、棘間靭帯などがあり、それぞれの損傷にそれぞれの痛みがあるわけですから、今挙げただけでも軽く10種類以上の腰痛があることがわかります。普通に考えてみても、損傷部位が違えば、治療法も対処法も違うはずです。
ですが、これらを全てごちゃまぜにして治療しているのが、現代の医療になります。
患者さんからは、「シップをして安静にしてください」と病院で言れたという話をよく耳にします。
だから、治るものも治らないですし、さらに誤った対処法をしてさらに症状が強くなってしまうこともあるわけです。
これは腰痛だけに言えることではありません。医療行為を受ける上でしっかり症状に対しての説明や治療の方針を明確に伝えてくれる所をおすすせします。

日時:2013年10月 1日 09:15
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背筋を伸ばしすぎると

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

外を歩いていると、肩で風切って歩くような背筋を反らせた姿勢をしている方を見かけることがあります。見た目は綺麗に見えますが、実は、体に負担になる姿勢なのです。
背筋を反らしすぎると椎間関節に常に圧力がかかることになるだけでなく、背筋を使いすぎることによる筋・筋膜の炎症を起してしまうからです。
背骨に最も優しい姿勢は床の上に仰向けになった時の状態であり、この時に筋肉、椎間板、椎間関節の負担が最も軽くなります。
立位のときも床に仰向けの状態と同じくらいになるような姿勢が背骨にいいわけで、それは少し背筋を伸ばした後にやや力を抜いてリラックスしたような姿勢を指します。
このような姿勢を保つことにより、背骨にかかる負担を最小限にすることができますが、しかし、長時間この姿勢をしてればいいというものではありません。
同じ姿勢をずっと続けていることは血行障害を招くので適度に腰を伸ばしたりストレッチを行うことが大切になります。
姿勢を正そうとする意識は必要ですが、無理しすぎないことがポイントですね。

日時:2013年9月24日 09:19
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ヘルニアと治療

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

椎骨や椎間板の変形、変性は、70歳になれば7〜8割の人に見られます。ここで気をつけなければならないことは、必ずしも「骨に変性があるから腰痛が起きるということではない」ということです。
なぜかというと椎間板自体には、神経が通っていないからです。ですから、ヘルニアであれば、治療を行う上で、「ヘルニアを取り除きたいのか」それとも、「痛みや症状を取り除きたいのか」で異なってきます。
「ヘルニアを取り除きたい」と考えるのであれば、手術をおすすめします。なぜかというと、ヘルニアは自然に吸収される可能性が低いからです。MRIと撮ると画像に映ってくるでしょう。
「痛みや症状を取り除きたい」と考えるのであれば、手術以外の方法をおすすめします。保存療法、薬物療法、物理療法など様々な方法があります。
ちなみに当院では、鍼灸や整体療法を行っています。痛みを引き起こしているのは、「筋肉や骨格のバランスが崩れることによって症状が起こる」と考えているため、「なぜ痛みが引き起こされているのか?」と原因を探して治療しています。

日時:2013年9月17日 08:24
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坐骨神経痛チェック

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

ヘルニアがある方は、「坐骨神経痛」という言葉を1度は聞いたことがあると思います。
今回は、坐骨神経痛を自己判断する項目をあげていきます。

・腰を動かすと、太ももや足に痺れや痛みがある。
・座っているとお尻から下肢にかけて締め付け感やひきつれ感、冷たい感じ、焼かれるような感じなどの感覚異常がある。
・腰や足に脱力感があり、足に力が入らなかったり、階段でよくつまづくことがある。
・歩いていているうちに足の痺れや痛みが強くなって、歩けなくなるが、その場でしゃがんで前かがみになると痛みがやわらぎ、しばらく休むとまた歩けるようになる。
・会陰部あたりの感覚が麻痺し、歩いていると尿や便がもれることがある。

これらの項目のうち1つでもあてはまれば坐骨神経痛の疑いがあります。ただし、最後の項目にあてはまる場合、重度の坐骨神経痛か、坐骨神経痛以外が原因の病気であることが疑われるので、検査を受けるようにしましょう。

日時:2013年9月10日 09:17
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軽いヘルニア?

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

最近、ヘルニアで来院される患者さんが非常に増えています。当院にヘルニアで来院される患者さんのほとんどは、まずは病院に行かれて、「ヘルニア」と診断されてから来院されています。
病院で行かれてから来院された方にお話しを聞いていると、「軽いヘルニアです。」と言われた、ということをよく耳にします。
私が思うに、ヘルニアに軽いも、重いもないと思います。確かにヘルニアの症状が重度、軽度はありますが、実際には、ヘルニア自体が悪さをして痛みを出しているわけではないからです。痛みは神経に触れていたり、筋肉の緊張が起きておこるものだからです。
もし、ヘルニア自体が痛みを誘発しているのであれば、「軽いヘルニア」で通じるかもしれませんが、そうではありません。
例え小さく髄核が飛び出ていても、神経に触れている部分が大きければ、自覚症状はきつくなります。
ですから、ヘルニアで病院に行かれた時に「軽いヘルニア」と言われたら、何を根拠に「軽い」と判断したのかを聞いてみることをおすすめします。

日時:2013年9月 3日 09:47
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出産、妊娠と腰痛

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

当院では、産後の骨盤矯正を行っていますが、来院される患者さんの多くは腰痛を患っています。
妊娠中から腰痛があった、と言われる方もいれば、出産後から腰痛が起きた、と言われる方もいます。
妊娠、出産で腰痛が起きるかどうかは、人それぞれで、必ずが起こるとは限りません。
私の考えでは出産後また妊娠中、腰痛が起きる人、起きない人、この差は普段の生活の中での姿勢が関係してくると思います。
例えば、長時間座っている姿勢が多い方と、普段から体を動かしている方どちらが腰に負担かかると思いますか?
もちろん、長時間座っている姿勢の方ですよね。座っているときは、常に腰に体重がかかりますから体を支えようと筋肉に非常に力が入っていることになります。
このように、生活の中での使い方によって人それぞれ負荷がかかる度合いは違います。
腰痛が起きるのは姿勢だけが全てではありませんが、要因としては非常に高いといえます。
妊娠、出産はとくに体に負担がかかるわけですから、しっかりケアしていくことをおすすめします。

日時:2013年7月30日 08:23
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心理と姿勢

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

皆さんは高いところは苦手でしょうか?例えば、高所恐怖症の人が断崖絶壁の上に立たなければいけないことになった場合には、おそらく「腰が引ける」という反応をするでしょう。
「腰が引ける」という行動は、自分で引いているかのように感じますが、実は自然と起こりうる反応ともいえます。まず高所恐怖症の方が断崖絶壁に近づいただけで、自分の重心線を後ろに持っていこうとして、全身の伸展運動を強くしてのけ反るような姿勢、つまり何かちょっとでも変化があれば前でなく後ろに倒れるような仕組みの体勢をとります。しかし、断崖絶壁の先端に行ったり、他人が後ろから押そうとしてさらなる緊張が高まる場合には、もっと重心線を後方に持っていこうとします。つまり「心理状態だけでも姿勢の変化が起きる」ということがいえます。
バランスの反応は、本来無意識で起こるものですが、実はコントロールできる部分もあります。ただし、体重が支えきれないくらいの負荷がかかったときには通常のバランス反応が反射的に起きます。
このようなことから、気持ち次第で体の調子が変わるということがいえるので、例えばスポーツを行う前のイメージトレーニングは効果的なものであるともいえますね。

日時:2013年7月16日 08:24
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仙腸関節による痛み

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

仙腸関節は股関節と骨盤、腰椎という関係においてとても重要な役割をしています。
仙腸関節は股関節の動きや腰椎の動きに合わせて動く受動的な関節です。仙腸関節が原因となる痛みは、多種多様な痛みと表現されます。仙腸関節の痛みは慢性的な腰痛の16%〜30%を占めているとも言われています。仙腸関節に由来する痛みの大部分は臀部に出ると考えられていますが、両足、腹部、鼠径部、腰部へ痛みを誘発することもあります。
仙腸関節痛治療は、多くの分野で取り組まれてきました。有名なものでは、仙腸関節内への関節注射や、仙腸関節に対する徒手療法があります。
当院でも仙腸関節の痛みにたいしては鍼灸治療、もしくは整体治療で治療を行っています。
仙腸関節の痛みで、気をつめなければならないことは、「症状はどの部分で起きているか」ということを明確に判断することです。先ほども記載したように仙腸関節痛は、他の部分にも痛みを引き起こすことがあります。ですから例えば、股関節痛があったとしても、「股関節自体には問題なく、実は仙腸関節が原因による痛みだった」ということも考えられます。
仙腸関節の名前は知っている方もいるかとは思いますが、仙腸関節から起きる関連通があることは知られていることは少ないです。
痛みはどこからきているのかをしっかり見極めていくことが必要です。

日時:2013年7月 2日 08:04
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サッカー選手に多い鼠径部痛

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

鼠径部痛症候群という名前を聞いたことはありますか?ほとんどの方は聞いたことがないと思います。鼠径部痛症候群は別名『スポーツヘルニア』と呼ばれていたこともあります。鼠径部痛症候群では、鼠径部を中心に股関節内側、下腹部などに痛みが生じてきます。股関節の可動域制限や筋力低下も起こるため股関節疾患として扱われてしまうことがあり注意が必要です。
鼠径部痛症候群はサッカー選手によく起こり、キック動作で腹部に力を入れた際に鼠径部に痛みが生じます。鼠径部痛症候群では、体幹から下肢の可動性や安定性が何らかの原因で失われ、股関節や骨盤周囲が機能しなくなり痛みを引き起こしてきます。
治療としては、外科的な手術が行われることもあります。ですが、先ほども記載しましたが、バランスが崩れることにより発症してくるので腰背部の筋肉、股関節の内転筋群の柔軟性をつけ、その後、股関節の外転筋群や伸展筋の筋力強化を行います。そうすることで改善傾向に向かう症例もあります。
サッカー選手の場合、股関節だけでボールを蹴るのではなく、全身を使ってボールを蹴るような動作を獲得することが予防に繋がります。


日常生活での歪み

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

私達の日常生活の中には、知らないうちに行ってしまう悪い姿勢や歩き方がたくさんあります。
自分では楽だと思う姿勢や歩き方は、間違っていることが多いのですが、自分では間違っていると思っていません。
例えば足を組んで座ると組んだほうの骨盤は挙上しますが、うまくバランスが保てないと、代償動作として体幹は側屈方向に動きます。
デスクワークをしている方が1日中このような姿勢をとっていると、見かけ上の骨盤のゆがみが起こることは想像できるでしょう。
立位では、足をクロスしていたり、どちらか片方の足に体重を載せたりして立っている人をよく見かけます。普通に立っているだけでも片側の股関節には30%〜40%がかかります。異常姿勢をとっていると股関節周囲の筋肉はしっかり働いてくれませんので、通常よりも大きい負担がかかっていると考えられます。
歩行では片側の股関節に体重の3倍、ジョギングでは4〜5倍、階段昇降では6〜8倍もの負担がかかるといわれています。
楽な姿勢や歩行が習慣化すると、さらに楽な姿勢を求めるようになるので、普段の姿勢を見直してみてはいかがでしょうか?

日時:2013年6月20日 07:42
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体重はどれくらいが理想?

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

ヘルニアや腰痛があり病院を受診すると「体重を減らしなさい」と言われることがあります。
例えば片脚立ちになると股関節には体重の3倍の負担がかかるので、体重を1kg減らせば3kg負担が低下することになります。でも体重を減らせばよいと何となく理解できていても、どれくらい体重を減らせばよいかわからない方も多いでしょう。
そんなとき、自分の体重が多すぎるかどうかの指標が必要になってきますが、最近指標の一つとして用いられているのが体格指数のBMIです。BMIとは体重と身長(m)の2乗の比率です。BMIの判定基準は18.5未満で「痩せ」、18.5以上25未満で「標準」、25以上30未満で「肥満」と判定されます。例えば、身長170cm、体重65kgの方なら、BMIは65÷(1.7×1.7)で求められ22.5となり、標準となります。
ところがこの方が体脂肪率が30%だとすればどうでしょうか。体脂肪率が多いということは、筋肉が体重にしめる割合が少ないことになります。体重やBMIが標準でも、体を支えるための筋肉が少ないというのは問題です。また脂肪が少なくても、必要な部分に適切な筋肉がついているかどうかは高価な機械を使わないとわかりません。
体重、BMIなどは一つの目安として判断基準にするのはよいですが、一つの値だけにこだわりすぎるのも危険であることを覚えておきましょう。


膝の変形と腰痛

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

年齢を重ねるごとに、関節の軟骨はすり減ってきます。特に膝は高齢になると変形してくることが多く「変形性膝関節症」になることがあります。
膝関節が変形する原因は、軟骨や関節の破壊、支えるための筋力の低下になります。膝の関節には体重の約3倍の力がかかってきているため、体重増加、過度の関節使用、筋力低下が負担になってきます。
また膝の変形が起きることで腰痛を発症することがあります。変形性膝関節症は内反膝、いわゆるO脚になります。O脚になることは、外側に体重がかかりやすくなることになります。そうなると、骨盤も開きが出てくることになります。この骨盤の開きが腰痛が起こりやすくなることに繋がります。それに、外側に体重がかかるため、うまく体重が支えきれなくなり歩行時に体に受ける衝撃を上手に分散できなくなります。そして、腰椎の変形を起こしてしまうことも考えられます。
膝と腰は非常に関連性が高いので、注意が必要です。

日時:2013年6月 7日 07:39
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年齢による腰痛

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

一時的な筋肉疲労やけがによる腰痛は若い人にも起こりますが、慢性的な腰痛がある、いわゆる「腰痛もち」の多くは加齢性のものであるという考え方もあります。
中高年になると腰痛もちが増えるのも、背骨の老化に伴う軟骨の変性や骨の変性などによる、腰椎の異常による疾患が増えることが考えられます。
確かに背骨の老化に伴う疾患は椎間板から始まります。背骨の複雑な動きとともに加わる衝撃を吸収するクッション役を果たしている椎間板の弾力が低下し、組織に傷みが出てくるのです。
突然発症する椎間板ヘルニアも、椎間板を基盤に起きてきます。
変性が進むにつれて、椎間板は潰れて厚さが薄くなり、椎骨や椎間関節にかかる負担が大きくなります。
この負担に対応するために体の反応として変形したり、筋肉の緊張が強くなるため、腰痛の原因になるさまざまな病気を引き起こします。
ですから、予防としては常にある程度の体の柔軟性をつけておくことが必要になります。骨の変形に耐えれるだけの筋肉の強さを持っておけば痛みが出ることは少なくすることが可能になるでしょう。

日時:2013年6月 3日 17:08
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ストレスと腰痛

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

近年、多くの腰痛に心のストレスが関わっていることがわかってきました。仕事や家庭、職場の人間関係などのストレスも腰痛を増加させると考えられます。心の緊張状態があると、体の痛みに対して鋭敏になり、腰に起きているのは小さな障害でも、本人にとってはひどくつらいことになります。
また、寝不足や心配事も腰に響くことがあります。
心身のストレス対策には、睡眠と食事の乱れに注意するのが基本です。ストレスを減らすことも大切ですが、人が生きていく限り、ストレスは避けきれるものではありません。
対策として、自分の環境を変えていく必要があります。例えば、気分がふさぎがちなときに、外に出て体を動かしてみる、であったり、誰かに話を聞いてもらったりと気分転換をはかれることを用意しておくといいでしょう。
自分なりの方法で対処していく工夫が必要です。なかなか改善しない腰痛の場合はこのようなことが原因の場合もあります。
気持ちの切り替えで、しつこい腰痛から開放されることもあるのです。

日時:2013年5月30日 07:41
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個々に合わせた治療

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

治療をしているときに「昨日テレビでこう言っていたのですが、やった方がいいのでしょうか?」という質問をよくされます。確かに病気やその疾患の治療法を紹介するテレビや雑誌が増えています。
そのようなテレビ番組や雑誌をみると、「なるほど」と思うこともありますが、まだ医学的に証明されていないことを当たり前のように紹介していることもあります。
テレビ番組、雑誌で紹介されている内容は、個々に合わせてというものではなく、万人向けのプログラムになっています。
例えば、「ヘルニアは手術で治る」と紹介していても、実際再発している例も非常に多いことが現実です。
気をつけなければならないことは、他の情報で、自分が同じような症状であっても勝手に状態を決め付けないことです。良いという情報を信じた結果、症状を悪化させて来院された方も実際にいます。
ですから、『〜の可能性があるかもしれない』ぐらいの参考程度にしておく方がいいでしょう。

日時:2013年5月28日 08:02
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殿筋の筋力強化

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

殿筋(お尻の筋肉)は腹筋や背筋の働きをサポートしている筋肉です。この筋肉が弱かったり、硬かったりすると、骨盤が動きにくく、腰を曲げた拍子に腰痛を引き起こすことがあります。また、ヘルニアの症状でもある坐骨神経痛、殿部で神経を圧迫してしまうことにより起きることがあります。
一度ヘルニアになった方は特に殿筋群の筋肉が低下している方が多いので、注意が必要です。
簡単な鍛え方を紹介します。
1、うつ伏せに寝ます。
2、両肘を曲げて、額に腕をあてます。
3、脚を片方ずつ交互に持ち上げます。このとき足首は直角に曲げたままにしておきます。
これを10〜20回繰り返します。
この方法でもし腰が痛くなるようなら、腰がそりすぎていることになります。お腹の下にクッションを当てて、うつ伏せになると良いです。腕を前方について、同様に脚を片方ずつ持ち上げます。
ぜひ、行ってみてください。

日時:2013年5月23日 07:56
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ヘルニアと検査法

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

ヘルニアの患者さんは当院で多く来院されていますが、大半の方は、当院に来院される前に病院で受診されています。病院で画像診断(レントゲンではなく、MRI)をしてヘルニアと言われたという方もいれば、レントゲンのみ、また検査法のみで診断されたという方もいます。
ヘルニアは以前にもブログで記載した通り、レントゲンではわかりません。ですから、レントゲンのみでヘルニアと言われた場合には、注意しないといけません。また、「検査法のみでの診断」も気をつけなければならないことがあります。それは、『1種類の検査しか行わない』ということです。ヘルニアの診断で「SLR検査」という検査があります。これは、仰向けで寝た状態で他動的に足を挙上した際に痛みが誘発されるかどうかをみます。
ヘルニアでよく使われる検査法にはなるのですが、この検査法のみでの診断はまず難しいです。
他院に行かれた方の話を聞いてみると、「足を挙げただけでヘルニアと言われた」と言われる方も非常に多いです。徒手検査は、他の疾患を省いていくために必要になるので、1種類だけの検査法だけではなく、他の検査をしてみて、総合的に判断をしていかなくてはなりません。
ましてヘルニアの場合、坐骨神経痛を伴っている場合が多いのですから、どこで圧迫が起こっているのかを明確にしなければなりません。
病院や治療院に行かれた際の参考にしてみてください。

日時:2013年5月21日 07:58
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椎間板内における圧力分散

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

髄核とは椎間板の中にあり若く水分含有量の多い髄核は液体の特質をもっているため、内部では内圧の分散が行われています。
椎間板に圧力がかかると、髄核内で均等に分散され、結果的に線維輪はすべての部分において、ほぼ同じ力で内部から押されているかたちになります。しかし、加齢に伴って髄核内の水分が減ると、内圧の分散能力が失われ、線維輪内壁は不均等な加圧を受けることになります。
内圧分散の仕組みが機能している若年期においては、椎間板は理想的なクッションとして働きますが、加齢とともに椎間板は次第に「スポンジ様」になり、衝撃の緩和能力は失われます。
結果、椎間板は構造的に不均等な形態を示すようになります。
腰痛において、老年齢ほど予後が悪くなりがちであるのはこういった事情がによるものだと考えることができます。ただしこれが全てではありません。筋肉を強化することにより、腰痛自体を軽減させることは可能だと私は考えています。


腰痛と足底腱膜炎

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

登山やハイキングの後、足の裏が痛くなったことはありませんか?この症状が、足底腱膜炎の症状です。足底腱膜とは、足裏のアーチ構造を形成するものの一部で、役目として足が地面に接地した時の衝撃を吸収することと、足を振り出すときの蹴り出しに作用します。
症状として踵や足底を接地すると足底腱膜が伸ばされるために痛みます。主に「最初の1歩」が痛みがありその後痛みが軽減していくのが特徴です。
足裏に痛みが起きると、蹴り出し時に荷重をかけることができないので、足を振り出す力が弱くなります。足底腱膜炎の症状がある方の特徴的な歩き方として、「衝撃が少なくなるようにゆっくりと足底を全面接地する」、「蹴り出し源がないので、膝を持ち上げて歩く」という歩き方を行う傾向にあります。このような歩き方が、腰痛を引き起こすきっかけになります。足底で吸収できなくなった衝撃が腰に直接伝わってくることになります。ですから、腰痛がもともとある方は症状を悪化させる場合が多いので、足底に痛みを感じたら注意が必要です。

日時:2013年5月14日 07:48
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腰痛にとってやって良いこと、悪いこと

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

腰痛といっても、その原因によって前かがみの姿勢で痛みが出やすい人もいれば、後ろにそり返ると出やすい人もいます。
腰痛やヘルニアの気をつけていくこととして、『どういうことをすると自分の腰が痛くなるか』、『どうすれば痛みが楽になるか』を自覚し、やって良いこと、悪いことに注意する自己管理が欠かせません。
「あ、危ない!」と思ったら、ギクッとくる前に、予防姿勢をとりましょう。立っているときに腰痛が起こりそうだと感じたら、とにかく何かにつかまって体を支えることが重要です。腰への負担を減らすとともに、上体を固定することで、腰椎に無理な動きを防ぐことができます。
例えば、テーブルや椅子の背、柱や壁など手近なしっかりしたものに手をかけることやつかまるものがなければ、両膝を軽く曲げて両手をつき、上体をしっかりと支えるといったことを行うようにしましょう。
また、動きだけでなく、体が冷えることによっても腰痛が起こることがあります。腰周りが冷えてないかどうかも気をつけていくためのポイントになります。


車と腰痛

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

腰痛をもっている方で、「日常生活の中で苦労する動きは?」と聞くと「車の運転や乗り降りする時が辛い」と言われる方が非常に多いです。
車のシートに座るときには、つい腰を捻りがちになります。
車に乗るときのコツとして
まずドアやシートなどに両手をかけて、シートに対して横向きにお尻から入ります。そしてシートの端に腰掛けるようにしましょう。
次に腰掛けたら両手で体を支えて腰を浮かせながら片脚ずつ入れて前を向いてみましょう。
最後に背筋を伸ばして、シートに深く腰掛けましょう。このときシートはあまり倒さないようにします。
両手を使って体全体を移動させる気持ちで座ります。これらの動きを意識することで、腰にかかる負担を減らしていく事が出来ます。
また、降りるときは、乗るときと逆に、横を向いて足から外に出し、立ち上がるようにすることがポイントになります。
車の乗り降りに苦労している方は意識してみてくださいね。

日時:2013年5月 7日 07:46
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クールダウン

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

運動がきっかけで腰痛、ヘルニアを起こすことも多くあります。原因としては身体の柔軟性が低下していたり、腰を支える筋力が弱かったりということが考えられます。運動を行う際、ウォーミングアップを行っている方は多くいられます。ただ、クールダウンを行うことを忘れている方が多くいられます。
ウォーミングアップの目的は、筋肉や心臓血管系を安静の状態から活動状態へ徐々に移行させることです。反対にクールダウンは筋肉や心臓血管系を徐々に活動状態から安静状態へと移行させるのを助けます。激しい運動をしたあとは、下肢に血液が貯留することにより、血圧の変化やむくみが起こります。そして血液循環を低下させます。時間としては5〜10分ほどで構いません。ゆっくりのウォーキング、サイクリング、ストレッチを行うようにしましょう。これらは速やかに安静時の循環状態に戻し、心臓に血液を還流させます。
腰痛、ヘルニアが起きないようにするためには、クールダウンもしっかり行い血液循環を高めることが必要です。

日時:2013年5月 2日 07:21
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呼吸と自律神経

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

ヨガで呼吸法を重視しているように、呼吸と自律神経とは密接な関係にあります。呼吸は吸気と呼気とでワンセットですが自律神経的には、主に交感神経が吸気を、副交感神経が呼気を担当しています。これを利用し自律神経の偏りを回復させることが出来ます。
緊張して体が冷えている場合は、交感神経が優位な状態です。意識して深く息を吸い込み、ゆっくりと時間をかけて吐き出します。時間は呼気を吸気の2倍の長さにします。こうすれば、副交感神経が作動してリラックスし、末梢血管も拡張して循環が改善します。もちろん体温の上昇も見込めます。
逆に緊張感がなく体が緩んで低体温になっている場合には、強く息を吸い込み、浅く吐き出して交感神経優位にすると体温も上昇します。口呼吸と鼻呼吸に関しては口呼吸は比較的浅い呼吸になりがちなため交感神経が優位になり、反対に鼻呼吸は深いゆったりとした呼吸になるため副交感神経が優位になります。
自律神経は自分で動かすこのが出来ない神経ですが、呼吸は唯一、自分自身でもコントロールできる方法なのでうまく活用していきましょう。
血流を良くすることで冷えや腰痛の予防に繋がります。

日時:2013年4月30日 08:02
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ヘルニアの急性期、自宅でのケア

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

椎間板ヘルニアの初期の症状は激しい痛みや痺れを起こします。
まず起きたときは落ち着くようにしましょう。突然、痛みや痺れが起きるのですからどうしたらいいのか分からなくなると思います。まずは自分の今の状態を把握しましょう。
次に安静な体勢を保つようにしましょう。痺れに関しては、神経が圧迫されるために起きますが、腰の痛みに関しては、筋肉や腰椎の炎症によって起きているものなので、これ以上負担をかけて炎症を大きくしないためにも、安静(痛みが軽減する最も楽な体勢)を保ちましょう。
そして、アイシングを行いましょう。炎症が起きている場合、触ってみると他の部分に比べ熱くなっているのが特徴です。痛めてすぐの場合は氷を直接当ててみましょう。冷たすぎるようであればタオルの上に置くようにしましょう。
アイシングをしていると少しずつ痛みが軽減してくると思います。少し動かせるようになればコルセットをして腰を固定しましょう。筋肉が弱くなっているのでその筋肉の代わりをコルセットがしてくれるため装着すると安定していきます。


ヘルニアは再発する

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

椎間板ヘルニアを一度発症すると、再発して何度もヘルニアになってしまう人が多いのは事実です。
飛び出した髄核が細胞に吸収されて治るということがあるのですが、潰れてしまった椎間板が修復されることは難しいです。ですから、椎間板ヘルニアの原因となった姿勢や生活習慣、筋力不足をそのままにしておくと、腰痛、足の痺れが起きて椎間板ヘルニアが再発してしまうのです。
自分がどうして椎間板ヘルニアになったのかをよく把握してその原因をなくすことが大切になります。
原因がなくなれば椎間板ヘルニアが再発する確立はかなり低くなります。しかし、その努力をしないで過ごしていると確実に椎間板ヘルニアが再発してしまうといっても過言ではありません。
二度と椎間板ヘルニアになりたくないという方は、姿勢を正してみるだけでも構いません。
ストレッチしたり、ウォーキングしたりとできることから始めてみることをおすすめします。

日時:2013年4月18日 08:00
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ヒールと腰痛

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

普段からヒールを履く方に多い方は、腰痛が起きるケースが非常に多いです。
なぜかというと、「腰が反ってきてしまうから」です。腰が反ることにより、「筋肉が過剰に収縮してしまう」、「腰椎の椎間関節の圧が強くなる」といったことが起こります。
筋肉の過剰な収縮は、血液循環を落とすため、筋肉が硬くなり痛みや動かしにくさを引き起こします。
椎間関節の圧が強くなるというのは、体の歪みが起きているという判断になります。腰が反ることで骨盤は前方に倒れていきます。そうなることで、骨盤の開きも起こり、重心バランスが崩れてしまいます。また腰が反ると背骨のS字状のカーブがきつくなるため、猫背や肩こりの原因にもなってくるということも考えられます。
肩こりや腰痛が女性に多いと言われる理由は様々ですが、一つとして「ヒールを履くことが多い」
ということが考えられると思います。

日時:2013年4月16日 08:27
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転倒を防ぐために

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

高齢になれば誰でも骨密度が低下して骨が弱くなります。骨粗鬆症はそれが病的に進んだ状態です。
高齢者の頑固な腰痛の背景に、骨が弱くなったための変形や圧迫骨折がおこることも少なくありません。大きな骨折を起こすと、それを機に寝付いてしまう人もいます。
実際、高齢者が寝たきりになった原因として脳卒中、老衰に次いで多かったのが骨折というデータもあります。高齢者の場合、骨折で長く寝込むと、全身の機能が低下して、骨折は治っても一度低下した機能を回復させることが難しくなってしまうのです。
しかし、骨粗鬆症でも骨折しない人はたくさんいます。骨が弱いだけで骨折が起こるわけではありません。骨折の原因の多くは「転倒」です。転ぶことが大きな問題を引き起こしているのです。
筋力や運動能力が低下していると、少し体勢を崩れただけで、自分の体を支えられなくなり、バランスを崩して転倒に直結してしまいます。
体を支える筋力を保ち、体のバランスをとる能力を維持することは、転倒、骨折を防ぐためにも大切です。そのためには、やはり運動がかかせません。
簡単に行える方法として、目を開けたまま片足立ちをして、そのまま30秒間立った姿勢を保ちます。最初は、壁際などで行うようにしましょう。
簡単なようですが、バランス能力が低下していると意外にできないものです。
日頃から続けて行っていくことが大切です。

日時:2013年4月 3日 08:29
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ぎっくり腰が起きたとき

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

あるとき突然、腰が痛くなる症状といえば「ぎっくり腰」がよく知られています。
最近、ぎっくり腰で来院される方が非常に多いです。
ぎっくり腰になるきっかけの多くは不意な動作によって起こります。ただ普段から腰周りに負担をかけ続けていたからということが前提にあります。
もともと腰椎や筋肉に何らかの問題が生じていて、それに加えて無理な動作をしたり、腰に負担をかけた結果、ぎっくり腰を招きます。
「魔女の一撃」と言われるほどの激痛で、ひどいときには寝返りも打てなくなり、歩くのにも支障が出てきます。
もし、このようなことが起きてしまったときは、まずは楽な姿勢をとるということです。ぎっくり腰は確かに痛みは激痛ですが、常に痛みがあるかといえばそうでもなく、動かなければ(例えば座ってじっとしている)痛みは出てきません。
ですので無理に動かさず、ご自身で楽な体勢をみつけ負担のかからない姿勢でまずは様子をみるようにしましょう。くれぐれも焦らないように。


家事で気をつけること

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

最近、日常生活の中で支障があるといわれる程度のきつい腰痛がある方が多く来院されています。
特に主婦の方に腰痛が起きている方が多いです。
家事労働の特徴は、掃除や洗濯、アイロンかけなど、中腰の姿勢が多いことです。そのため腰痛や坐骨神経痛を訴える方が多くなっています。
調理台や流しでは、足元に高さが15〜20cmの足台を置いて、片足を交互に乗せ、前かがみにならないような姿勢を保ちます。適度な腰椎の前弯がいつも維持できる姿勢が、もっとも疲れにくい良い姿勢です。調理台と流しの高さは、前に立ったとき、作業面が肘より少し低い位置にあることがベストです。
床掃除、布団を敷くなどのときは中腰のまま行わないで、できるだけ膝をついた姿勢で行ってください。腰椎の前弯を維持することができるので、痛みをやわらげ、腰痛の予防にもなります。
洗濯機から洗濯物をとり出すときも注意が必要です。前屈の姿勢を避けるため、足元に小さな台を置いて片足を乗せ、腰を伸ばしたままで行いましょう。

家庭の主婦は、一日の家事労働で使われる筋肉が限られているので1日に1回は、全身を動かす体操をしたり、ウォーキングをしたり緊張している筋肉をほぐしていきましょう。

日時:2013年3月28日 08:04
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問診で

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

ヘルニアは人によって症状はさまざまです。痛みや痺れを改善していくためには、何が原因なのかを明確にしていくことが重要になります。
初めて来院されるときには問診をさせて頂きます。
内容としては

・いつ頃から痛くなりましたか?
・どういうときに痛くなりましたか?
・痛みが強くなることがありますか?
・今までに治療を受けたことがありましすか?
・どのぐらいまで改善していきたいですか?

などといったことを質問していきます。今の状態をそのまま素直に伝えて頂いて構いませんが、具体的にお答えしていただくと病態把握がより可能になります。

今まで、数多く病院に行かれていた方は、大変かもしれませんが、お答え頂くよう宜しくお願いします。

日時:2013年3月26日 07:59
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運動のタイミング

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

腰痛は、人によって症状の度合いが違います。座っていると腰が痛くなると言う人もいれば、立っていると痛くなると言われる人もいます。
中には、また腰が痛くなるのでは・・・と動くことに抵抗がある方もいます。腰痛といえどその症状は人によって違うので、原因もその人によって違ってきます。
最近、患者さんからの質問で「いつから運動してもいいのか」ということを聞かれました。
今書いたように症状によって運動しても良いタイミングは違うので、一概には言えません。また、行う運動がどのようなものかによっても違ってくるのでここで詳しいお話はできません。
ただ、基本的には急性の腰痛を起こし、外傷、炎症があれば運動はおすすめしません。この場合、炎症が広がりさらに痛みをきつくさせることが多いです。
運動するのであれば、まずこのようなことが起きていないかを確認することが必要になります。
そして、どの部分の筋肉をしっかり鍛えていくべきなのかを聞いてみることも大切になります。
腰痛は筋肉が支えられなくなって起きることが多いので、再発予防には効率良く鍛えていくようにしましょう。

日時:2013年3月21日 07:56
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足の痺れの症例

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

今回は症例を紹介していきます。
先日、病院でヘルニアといわれ来院された方の話です。その方はマラソンをしていて「走り終わった後に左の下腿外側から後面に痺れ、麻痺感が出る」という症状でした。病院に行き、レントゲンを撮り、ヘルニアと診断されたのです。
前にも書きましたが、レントゲンではヘルニアが起きているのかはわかりません。そして話を聞いていくと、「全く腰は痛くない」というのです。腰椎の動きは非常良いですし、腰の動きにより神経症状が誘発されるということはありませんでした。その他様々な検査を行ってみましたが、陽性は出ませんでした。日常生活では支障がなく、「走った後だけ、痺れがある」ということを考えてみても腰からというよりは、足が原因なのではと考えました。
そして足に治療を行い、2回目来院されたときに状態を聞くと「痺れが減って、走れるようになった」と言っていました。
腰には一切治療していなかったので原因は足だったのかと確信しました。
このように、病院でヘルニアと言われ不安に思って来院される方が多くおられます。
もちろんヘルニアからの痺れというものもありますが、今回のように関係の無い場合もあります。
原因がどこなのか考えていうことが大切になります。

日時:2013年3月19日 08:20
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腰痛と歩行

こんにちは、東洋医学治療センターです。

腰痛がある方のほとんどは『姿勢が原因』ということを以前ブログでも書いたことがありますが、その姿勢の悪さは、「立っている時」「座っている時」だけではありません。
腰痛が起きる方は歩き方も良くないことも多いです。
悪い歩き方として多いのが、『腰をそり、歩幅が狭い歩き方』です。どういうことかというと、腰を反ることで、重心は後ろにかかります。後ろにかかると腰の筋肉は収縮してしまいますし、関節の圧力も強まります。さらに、『足を蹴り出すこと』これが出来なくなります。本来であれば、歩く時の最後は、指で地面を蹴り出さなければなりません。そうしないと前方へ進むことが難しくなります。後ろに重心がかかってしまうと、指で蹴り出すことが難しくなります。
そうなると、足が上がらなくなり、「サッ、サッ」と足をすって歩いてしまう、いわゆる「すり足」になります。そして歩幅が狭くなってしまうわけです。
ですから、腰痛を予防するためには、『軽くお腹に力を入れ、大股で歩くこと』を心がけることが必要になります。

日時:2013年3月12日 09:03
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腰痛と股関節痛

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

腰と股関節は、体の構造上、非常に関係があります。
実際、「腰が痛い」と来院された患者さんの中にも、実は股関節に問題があったという場合もあります。
どういうことかというと、股間節の動きは、主に殿部の筋肉と腸腰筋によって作用されているからです。殿筋群は足を開くときに作用し、腸腰筋は太ももを曲げるときに使われます。腰と関係があるのはこの『腸腰筋』で、この筋肉が継続的に伸ばされることで、骨盤が前傾に倒れてしまいます。そして、腰椎の前弯(いわゆる腰のそり)がきつくなり、腰痛を引き起こすわけです。
ですので、腸腰筋の緊張を改善することで、股関節も曲げやすくなり、腰痛も軽減することがあるので、腰と股関節は関係性があるといえます。
腰痛や股関節痛の方で、普段浅く座っていることやヒールをはくことが多いと余計に症状がきつくなることがあります。

日時:2013年3月 7日 08:14
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体重と腰痛の関係性

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

腰痛の患者さんと話をしていると「最近、体重が増えて・・・」と言われる方がいらっしゃいます。
『体重が増えたのが腰痛を引き起こしている原因』と考えている方も多いようです。
私の考えでは、結論からいうと関係は少ないと考えます。
確かに体重が増えれば、腰にかかる圧は強くなるかもしれませんが、全員が体重が増えたから腰痛が起きるわけではありません。
言えることは、『体重が増えたから腰痛が起きる』のではなく、『体重が増えたことによって筋肉が支えられなくなった、またバランス、姿勢が悪くなった』ために腰痛が起きるのです。
体重増加が腰痛の原因といえない理由はもう一つあります。
筋肉と脂肪の関係です。「体重が増えた」と数字だけ見た場合、脂肪より筋肉がついた方が体重は重たくなります。実際、私が担当していた患者さんの中で体重が増えて腰痛がなくなったと言われた方がいます。その方は、ジムに通っていました。これは、普段使えていなかった所の筋肉がついたため、背骨や正しい姿勢を維持できるようになったからだと考えられます。
腰痛をケアしていくためには、いかに「正しく体を使っていくか」だと思います。

日時:2013年2月28日 07:57
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骨盤が歪む理由

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

骨盤は、体の中心にあり、上半身と下半身のバランスを保っています。
ですので、些細なきっかけで、「骨盤のゆがみ」が起こってしまいします。
例えば、「足を組むこと」や「片方の足に体重をかけるといったこと」をされていることが多い方は、骨盤が歪んでいると考えられます。
当院に来院される方も、骨盤のゆがみを気にされている方が多くおられます。
ゆがみが起きている方に共通して言えること、それは「無意識にその動作をしている」ということです。骨盤の歪みは先程も書いたように些細な事で起こりますが、人間の体はそんな弱くはありません。骨盤の周りには筋肉があるので筋肉の柔軟性がしっかりあれば、少し歪む動作をしたぐらいで影響はありません。ただ、その動作を無意識で行っていた場合、癖になっているのです。
自分自身で気づくことが出来ていないため骨盤だけでなく、筋肉にも負担がかかります。
そして、その歪んだ状態が体が正常(普通)だと判断してしまうのです。
これが、悪循環になり、腰痛や冷えといった様々な症状を引き起こしてしまうわけです。
慢性的な腰痛や冷えなどなかなか改善されないといわれてる方は、癖を自己認識できていないことが非常に多くあります。
自分自身の行動を見直していくことが、良い体を保つ秘訣になると私は思います。

日時:2013年2月26日 08:25
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腰痛と関節

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

筋肉は関節を挟んで骨についていることで関節を動かすことができるようになります。このことを、「関節をまたぐ」と表現します。筋肉は、関節をまたぐ数によって分類することができます。
単関節筋は、またぐ関節は一つで、上腕筋がその例です。
二関節筋は、またぐ関節が二つで非常に多く存在する筋肉です。代表的なものは、太ももの後ろであるハムストリングです。
多関節筋は、多くの関節をまたぐ筋肉で背中の筋肉である脊柱起立筋がその例です。この筋肉は腰痛を起こしやすい筋肉でもあります。
二関節筋と多関節筋については、またぐ関節が多くなるほど、複雑な動きが可能になります。
ですが動く反面、他の筋肉や条件などの手助けがないとうまく動けなくなります。負担がかかります。
このような体の構造からも、人間は腰痛が起こりやすいともいえます。
腰痛を予防するためには、まず「ストレッチ」が有効ですが、どこの筋肉がどのような動きをするかなど、少し理解しておくことで、より効果的に予防することができます。

日時:2013年2月19日 08:00
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体幹の役割

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

人の体幹は、四足歩行から二足歩行になることによって、本来もつ役目を変える必要が出てきました。四足歩行では、背中は水平方向に横わたっていて、四肢の運動をよく伝えるために動くようにつくられていました。猫が丸まって寝ている様子を見るとわかるように、身体を横向きに丸めることが出来ます。しかし、人の体幹ではこのようにできません。体幹の機能の進化が、この機能を消失させてしましました。
体幹の機能の一つは、身体を支える支持性です。人は二足歩行に進化することによって、背骨が地面から垂直になり、重力と戦わなければならなくなり、重力に負けないような体幹構造が必要になりました。
その結果がS字曲線です。この曲線によって体重や重力、外力に柔軟に対応できるような衝撃吸収機能の役割があります。
ですから、S字曲線が崩れることにより、身体にかかる負担が大きくなることがいえます。
椎間板ヘルニアだけでなく、ストレートネックといった頚椎のカーブが消失した状態になることも考えられます。
普段からの姿勢は気をつけていきましょう。

日時:2013年2月14日 08:57
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ヘルニアと手術

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

椎間板ヘルニアの多くは数ヶ月で縮小するか、消失するのがほとんどです。
また、手術してもヘルニアが起こった原因を改善しない限り、再発することも考えられます。
ただし『歩けない(5週間以上)』、『膀胱・直腸障害』、『症状が3か月以上全く改善しない』など強い症状が出ている場合は手術が必要と考えております。
椎間板ヘルニアの手術にはレーザー治療やLOVE法、MED法といった様々な方法があります。
椎間板ヘルニアの状態や大きさ、症状によって医師が判断して手術法を決定することになります。
10分程度で終わる方法もあれば、1時間くらいかかる方法もありますし、入院も1日くらいのもあれば、1週間くらいもあるなど、様々だからです。
自分の状態がどうなのかをしっかり説明をうけ、どのレベルの症状なのかを理解し、納得したうえで、うけるようにしましょう。

日時:2013年2月12日 07:55
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ヘルニアと腹式呼吸

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

椎間板ヘルニア、腰痛の予防として簡単に出来る予防法、それは「腹式呼吸」です。
ヘルニアや腰痛を予防するには、腹筋と背筋が強くなければなりません。
腹筋や背筋が弱いと、背骨にかかる負担が大きくなり、椎間板にかかる圧力が強くなります。
ですから、ヘルニアや腰痛の痛みがとれたとしても、筋肉が弱いとまた再発を繰り返してしまいます。その、腹筋や背筋を鍛えるのに有効なのが腹式呼吸です。
腹式呼吸は呼吸んを吸い込むときにお腹をふくらませ、吐くときにお腹を凹ませる呼吸方法です。

呼吸を吸い込むときにお腹を膨らませるので腹筋や背筋を鍛えることができます。
やり方としてだいたい5秒間かけて吸って、2秒とめて、5秒間かけて吐き出すようにしてみてください。

簡単にどこでもできる方法なので、ぜひやってみてくださいね。

日時:2013年2月 7日 08:15
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腰が夜に痛む

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

腰痛の方の症状として「夜になると痛みが強くなる」と言われることがあります。

夜になると痛みが出る理由は、はっきりとはわかっていないようなのですが、私が思うに、

・1日の疲れが溜まって筋疲労を起きている
・自律神経が関係している

この2つを考えます。
当たり前ですが、動くと体は疲労します。朝起きてから動き続けることで、気づかない内に筋肉が疲労してしまって柔軟性を失います。これが夜になると痛みを出すことになります。
もう一つの自律神経が関係しているというのは、起きているときは交感神経が優位、寝ているときや体を休めているときは副交感神経が優位になります。副交感神経が優位になることで血管が拡張し、血流が増加します。
そのときに体の中でプロスタグランジンなど発痛物質が出されます。血流がよくならない、また体を休めないと傷は治りません。ですから体の反応として、治そうとする働きが強くなるため、休めると一時的に痛みが強くなるということがあります。
これは、炎症が起こっている腰痛に多い症状でもあります。

日時:2013年2月 5日 08:23
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拮抗筋をバランスよく使おう

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

腰痛を持っている方のほとんどは、常に力を入れ続けていることがあります。
例えば、長時間の座りっぱなしの姿勢です。自分では、力を入れている感覚はわからないかもしれませんが、筋肉はその姿勢を維持するために力が入っている状態なのです。
ですから、自分では気がつかないうちに筋肉が疲労していくのです。それが姿勢の悪さやヘルニアに繋がってきます。
筋肉は、拮抗筋によってバランスをとっています。拮抗筋とは運動の際、反対の動きをする筋肉です。わかりやすくいえば、前に体を倒したとき、前の筋肉(腹筋)は縮んで、後ろの筋肉(背筋)は伸ばされるということです。
体の動きは筋肉が支えあうからこそ行うことができます。だから、体の負担を減らすためには、バランスよく拮抗筋を使うことも必要になります。それと筋肉そのものが酸欠になることがだるさや疲れを出すことにもなるので、「体の力を抜く」ということも忘れないようにしましょう。


安静にする

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

最近、腰痛やヘルニアの患者さんの話でよく聞くことがあります。
それは、病院に行った際、「安静にして下さい」と言われたということです。
患者さんは、これを言われると「何もしないほうがいいのか」と思ってしまい、動かないようにしてしまいます。
私は「安静にしているだけでは治らない」と考えます。安静にすれば、体を使わないので筋肉を痛めていたり、炎症が起こっていれば軽減され、痛みがなくなることがありますが、根本な解決にはなっていません。
私は痛みの程度にもよりますが、安静といってもすべての動作を制限する必要はまったくないと考えます。
腰痛、ヘルニアの原因として、背骨を支えることができないため筋力低下が起こっていることも多くあります。ですから、安静にして使わなければ余計に筋力低下を起こしてしまい、『痛みはとれたが、力が入らない』という場合もあります。
『安静』という言葉の意味をしっかり考えなくてはなりません。

日時:2013年1月29日 09:07
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自分の腰痛はどんな腰痛か

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

「腰痛」は一つの病気ではなく症状ですから、起きてくる背景には多くの原因が考えられます。
中高年の人がけがでもないのに腰が痛くなれば、年のせいかと考えられます。たしかに、それらのの腰痛の多くには背骨の老化がかかわっているでしょう。しかし、どんな加齢変化が腰痛を起こしているかは人によって違います。同じような変化があっても、腰痛のない人もたくさんいます。
どんな検査機器も、痛みそのものをとらえることはできません。
自分の腰痛について、一番わかるのは自分自身なのです。
なかには、内臓の病気の症状として、腰に痛みが現れている場合もあります。
特に婦人科や泌尿器科の病気では、まず腰痛から気づくことがよくあります。
姿勢や動作に関係なく同じように痛いとくいうときには、腰椎以外の原因も疑う必要があります。
自分の腰痛はどんな腰痛なのか、自己分析する目を持つことは、腰痛を起こさないための自己管理にも、適切な治療を行うためにも大切です。


背骨の異常と痛みの原因

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

ある程度の年齢になれば、背骨の老化により、軟骨、靭帯、筋肉などの具合が悪くなってくるのは誰にでもあることです。高齢者が画像検査を受ければ、ほとんどの方に背骨の変形があるでしょう。しかし、老化によって腰の椎間板や骨に変形があっても、腰痛が起こらないことが多いです。
腰痛があって画像検査をうけ、腰椎の変形や神経の圧迫が確認されれば、それが原因と考えられがちですが、腰痛がない人でも同じような異常所見があることは珍しくありません。腰椎に異常があるからといって、それが腰痛の原因とは限らないのです。
最近では、画像で見られる変形の程度と患者さんの訴える症状の程度はあまり一致しないことがわかっています。仮に腰痛の背景に背骨の老化がかかわっているとしても、それだけのために症状が起きているのでなければ、変形を手術で治しても、腰痛の悩みは解消されないかもしれません。
高齢になるほど、ほかの病気が重なって、いくつもの要因から症状が起きているケースも多くあります。
画像検査だけが正しいというわけではなく、総合的に判断していく必要があります。


ヘルニアと腰痛

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

ヘルニアと腰痛の判別は発症当初は非常に難しく、腰痛と思っていてもその後に足に痛みや痺れが起きると椎間板ヘルニアの疑いがあります。
椎間板ヘルニアの場合、前かがみや長い時間座ることで痛みが強くなってくることが多く、痛みがあるのに「ほっとけばおさまるだろう」とそのまま放置することでさらに悪化し、足の力が弱くなったり、感覚が鈍くなるなどの障害が起こります。
また発症時は、少しずつ痛みが起きる場合もあれば、急に激痛が起きる場合もあります。これは、ヘルニアの度合いやそのときにかかっている腰の負担により違います。なので「ぎっくり腰」と思いきやヘルニアだったという場合もあります。
発症直後は特に自己判断は難しいので、「いつもの腰痛と違うな」と思うようなことがあれば早めに医療機関を受診しましょう。
くれぐれもご注意ください。

日時:2013年1月17日 08:06
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腰痛と寝返り

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

私達は普段起きているとき、無意識に重心を変え、腰の負担を軽くしています。
布団に寝ているときの『寝返り』も同じ事で、楽に眠れる姿勢を探して体が無意識のうちに布団の上で横向きやうつ伏せになります。そのとき、何かが原因で布団の上で寝返りがうまくできなかったりすると腰痛が起こります。
また、寝ているときは副交感神経も優位になり、体がリラックスしている状態になりますが、「腰が痛くて寝苦しい」となると、体が緊張してきて疲れやすい環境になり、その結果、さらに腰に負担になってしまうのです。
よく質問で、「どんな寝方がいいですか?」と聞かれます。
できれば仰向けで負担なく寝るれるのが理想ですが、腰痛を持っている方の多くは仰向けで寝にくい傾向にあります。なので、そのような時はリラックスできる寝方が一番良いと考えます。
そのかわり、起きているときは、正しい姿勢を意識して生活していくことが大切です。

日時:2013年1月15日 07:59
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腰痛と水泳

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

腰痛の予防に水泳を行っている方が多いです。水中では浮力を受けるため、足腰にかかる体重の負担が軽減され、ふだんは腰痛で思うように運動ができないという人も、楽に体を動かすことができます。メリットとして水中で体を動かすと水の抵抗があるため、筋力をつけることができます。体の一部に負担をかけず、全身運動になるということも大きなメリットです。
さらに、水中ではあらゆる方向から水圧を受けるため、鬱血しやすい腰から脚に適度な刺激を与えて血液の循環をよくし、疲労回復にもなります。
水中運動といっても腰痛もちの場合は主に水中ウォーキングがいいでしょう。
ただし、水中でも浮力と地上で重力がかかる腰の負担とは全く違うものなので、体力をつける(心肺機能向上)やリハビリ(痛みが続き歩行困難のためなどの場合)であれば私はおすすめします。
できるのであれば、やはり地上で行えることの方が理想だと考えます。

日時:2013年1月10日 08:13
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テーピング療法

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

当院では、腰痛、ヘルニアの治療で『テーピング療法』を行っています。
テーピング療法の効果としては4つあります。
1、筋肉の機能を正しく戻す
2、血液・リンパ液の循環を良くする
3、痛みを抑える
4、関節のズレを正す

1は、何らかの障害や使いすぎによって痛めた筋肉を治すということです。誰でも筋肉が固くなっていることを経験したことはあるでしょう。テープを貼ることによって、伸びすぎた筋肉、縮み過ぎた筋肉を強くする効果があるのです。

2はいわゆる血行不良を改善します。血液やリンパの流れが悪くなると、その部分に溜まってしまい一種の鬱血状態となって神経を圧迫します。テーピングでは、皮膚とその下にある組織間のスペースを拡げることによってこの循環を助け、局所にたまっているリンパ液や血液の循環を改善することができます。

3は痛みに対する鎮痛効果です。人間は体に痛みを感じると自然に手を当てます。これは意味のないことではなく、皮膚や筋肉を刺激することで、神経学的に痛みを消す効果があることがわかっています。

4の関節のズレというのは筋肉の異常な緊張によって関節を構成している骨を引っ張ってしまい、関節がずれてしまう場合があります。このような場合は、ある程度テープを引っ張って使用することがあります。

薬剤の成分はいっさい入っていないので安心できる治療法になります。

日時:2013年1月 8日 09:01
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腰痛と東洋医学

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

腰痛は東洋医学では、「腎」と関係があります。
東洋医学では、経絡と呼ばれる流れの中に経穴(ツボ)があります。
足の少陰腎経の流れが、『脊を貫き腎に属している』ので関係していると考えられています。
東洋医学での考え方は、腰痛でも原因により分類されます。
例えば、
・梅雨時期など湿気が高い季節に外部の湿熱を感受しやすいために起こる、湿熱による腰痛
・寒冷や水に濡れたりすると、寒湿の邪気が身体に入り起きる、寒湿による腰痛
・忙しく腎精を消耗して精血不足になり起きる、腎虚による腰痛

など、腰痛といえど、西洋医学と違い答えが一つではありません。

確かに、腰痛は腰痛でも、人それぞれ痛めた原因は違いますよね?
「原因を探し、治療を行う」この考え方が東洋医学の素晴らしい所だと思います。
原因を改善していくためには容易な事ではありませんが、そこを見ていかなければ一生治らないものだと私は考えます。


日時:2012年12月27日 07:31
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座り方のコツ

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

普段の生活の中で、椅子に座る時間は非常に多いです。
デスクワークをされている方は必ず、椅子に座っています。
腰痛、ヘルニアを持っていない方はわからないかもしれませんが、腰痛、ヘルニア持ちの方は、立っている姿勢より、座っている姿勢のほうが辛いのです。
当院に腰痛で来院されている方の中でもはとんどの方が、毎日長時間座っていることが多いです。
腰痛の予防のために、よく「背筋を伸ばしている」ということを耳にします。
背筋を伸ばすという意識はいいです。ただ、腰が反り返る姿勢になるので負担になることがあります。なので、正しい座り方のコツとして、「骨盤を立てること」を意識して座ってみてください。そうすると背筋を無理に伸ばさなくても、自然と背筋を曲げることができなくなるので、楽に座ることができます。もっとわかりやすく言えば「太ももの付け根を椅子につけるイメージ」です。
座っての腰痛に悩まれている方は一度試してみてください。

日時:2012年12月25日 07:51
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椎間板ヘルニアと食生活

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

椎間板ヘルニアを予防するには、食生活を見直すことも重要です。
冷凍食品やインスタント食品ばかりだとヘルニアだけでなく、身体そのものが弱くなって、筋肉や骨がボロボロなってしまいます。
栄養が偏ると血行不良になり、腰痛やヘルニアが起こりやすくなってしまいます。ヘルニアを予防するならバランスの取れた食事をして筋肉や骨にも栄養を与えるようにしましょう。
椎間板を栄養しているのはコラーゲン、いわゆるタンパク質になります。タンパク質は、豚肉、鶏肉、卵から摂取しましょう。ちなみに肉はいくら食べても太りません。なぜならタンパク質は体の中で蓄えることができないからです。
またビタミンCも一緒に取ることで、吸収率も高まります。ただし、1日に必要な量を食品から摂取するには難しいと思うので、食品から取る+サプリメントで補うのもいいと思います。
健康な体を維持するためにも、食べる物も考えていきましょう。


背骨の動きのルール

こんにちは、鍼灸師の沖田です。
まずは体験してみましょう。

1、首を前に曲げ、そのまま頭を右に傾けます。その状態で、顔を右側に回した時と左側に回した時とでは、違いがありますか?

2、椅子に座り、天井をみるようにして背中を精一杯伸ばしたまま、上半身を右側に傾けます。その状態で、体幹を右側に回した時と左側に回した時では、違いがありますか?

おそらく1、2とも、どちらかが回しやすく、反対は回しにくかったでしょう。このように、脊柱の動きには一定のルールがあり、側屈と回旋が同時に起こって動きやすい方向と、ガチッとロックしてしまう方向があります。これは椎間関節の影響です。
頚椎では首を曲げた位置(屈曲位)や伸ばした位置(伸展位)に関係なく、首を傾けた方向(側屈)と首を回した方向(回旋)が同じになります。そのため、1では屈曲位での右側に側屈でしたので、右側への回旋が行いやすいと思います。左側の回旋ではあまり動かないだけでなく、場合により少し痛みが出るかもしれません。
対して胸椎と腰椎では、屈曲位では側屈と回旋の方向が同じになります。しかし、伸展位になると、側屈と回旋の方向が逆方向になります。そのため、2では胸椎の伸展位、右側に側屈でしたので、左側への回旋が行いやすいと思います。

これらのルールを破ってしまうと、背骨にストレスを与えてしまい、それが椎間板ヘルニアを発生させるのです。

日時:2012年12月18日 09:19
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整形と整骨院

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

最近、電話で「整形外科と整骨院どちらに行けばいいんですか?」という問い合わせが非常に多いです。
整形外科と整骨院では、考え方が全く違います。整形外科では、主に画像診断になります。レントゲン、MRIがあります。それにより、骨の異常があるかどうかを調べます。治療は主に薬物療法や注射、リハビリになります。
整骨院では、画像診断は行えないので、骨格のゆがみや筋肉のバランスを考えて治療を行います。
改善するかは別として、どちらに行っても今の状態に合った対処をしてくれると思います。
整骨院でも状態次第では「病院に行って下さい。」という判断もできます。なのでまずは『状態をみてから』という事になります。
悩んだときは患者さんが行きたい方に行ってもらうことが良いかと思います。

日時:2012年12月13日 08:00
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腰痛は自己管理

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

急性期、慢性期、椎間板ヘルニアなど腰痛を伴うことに関して共通して言えることは、日常生活での自己管理が大切です。どんな良い治療を受けてそのときの痛みは改善しても、自己管理ができていないと再発する可能性があります。
実際、椎間板ヘルニアの手術を受けてヘルニアをとり除いても、また同じ部分にヘルニアが起こってしまったという話もよく耳にします。
腰に負担をかけるような生活を続けていたのでは、なかなか症状はよくなりません。
何が腰に負担をかけるのか、腰に無理をさせないためには何をしてはいけないのか、何をするとよいのか、こうしたことを意識して体を使えば、痛みの出方は大きく違ってきます。
全ての行動に対し、腰に負担をかけないことは難しいですが、工夫しだいで負担を減らすことは可能です。
自分の腰にとっての「やってよいこと、悪いこと」を知り、腰痛を起こしにくい生活をしましょう。

日時:2012年12月11日 09:17
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MRI検査

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

椎間板ヘルニアを診断するにはMRIはかかせません。MRIについて書いていきます。
MRIは磁気を利用して体の内部を写し出す検査です。正面、側面、水平面など、全身のあらゆる断面を画像化することができます。エックス線検査と違って、骨以外の部位でも写し出せるのが特徴です。背骨の検査でも、椎骨ばかりでなく、椎間板や神経なども写し出すことができ、腫瘍や炎症などの病変もわかります。
ヘルニアの診断では、特に神経の異常を調べるのに重要です。
腰痛を起こす背骨の疾患の中でも重大な神経障害の原因になりやすい椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの状態をよく写し出してくれます。これらの診断では、エックス線検査とともに基本的な検査になっています。
MRI検査では、造影剤を用いることもありますが、背骨の検査では、造影剤を使わない単純撮影が基本です。単純撮影の画像を見て、腫瘍が疑われたような場合には、造影検査が必要になることもあります。
MRIでは、放射線を浴びる心配がないのもメリットです。ただし心臓ペースメーカーを入れている場合には検査は受けられません。
「ヘルニアかも?」と不安に思われた場合には、MRIを撮られてみるのも良いかと思います。

日時:2012年12月 6日 08:04
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腰痛と靴選びのポイント

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

外出の際の身支度で、腰にとって重要なのは足もとです。どんな靴を履くかで腰の負担も違います。
まず、腰に優しい靴の条件は、『ヒールが低いこと』です。ヒールが高いと体の重心が前方に移動し、背骨を無理にそらせた姿勢になってしまうからです。
具体的なポイントは
・つま先は圧迫していない幅と高さのゆとりがある
・足の甲の部分まで覆っている
・土踏まずが上がっていて、足のアーチを支えられる
・靴底に衝撃を吸収するクッション性がある
・足の踵を包み込む深さとしっかり支える硬さがある
・ヒールは低くて安定している

腰痛がある方の多くは足首や土踏まずのアーチを支える筋肉が弱くなっている傾向にあります。
なので靴底が曲がらなかったり、土踏まずの部分で曲がってしまう靴は足腰の負担が大きくなります。



脊髄腫瘍

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

椎間板ヘルニアに似た坐骨神経痛の症状が現れる疾患で『脊髄腫瘍』があります。
これは、背骨の中を貫く脊柱管内に発生した腫瘍の事をいい、腫瘍が神経や脊髄を圧迫します。
腫瘍が神経根を圧迫した場合は通常、左右どちらかに痛みが現れます。脊髄の末端の腰仙髄や馬尾の腫瘍では、腰痛というより坐骨神経痛のような痛みのことが多く、お尻から脚のほうへ痛みが走ります。特にせきやくしゃみをするとひどく痛みます。椎間板ヘルニアの症状に似ていますが、腫瘍が大きくなるとともにだんだん強くなります。腫瘍が脊髄を圧迫すれば、感覚障害や麻痺が起こります。
診断にはMRIが欠かせません。エックス線では、神経にできた腫瘍を確認することはできないからです。
多くは良性の腫瘍ですが、大きくなると症状がきつくなるので、見つかった場合は、手術が必要になります。

日時:2012年11月29日 07:44
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適当な診断

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

昨日、施術した患者さんの話を書いていきます。
その患者さんは、足の痺れを改善したく当院に来院されました。治療としては梨状筋症候群に対してということを聞いていました。
その方は何件も病院や整骨院にも行かれていたのですが、一向に改善されていません。
話を聞くと行くとこ行くとこで、言われることが全く違うということで、不安に思っていました。
ある病院でレントゲン、MRIを撮り、ヘルニアと診断されました。「手術はしなくてもいい」と言われ、さらに「安静にしてください」と言われたらしいのです。余計に不安になり他の病院でMRIの画像を持っていき、見せると「そんなに神経を圧迫していない、梨上筋症候群です。」といわれたらしいのです。私はなんと適当な・・・と思いました。その根拠は?と思いました。梨上筋であれば、座位での臀部の痛みを訴えるのですが、それは問題なく、理学的検査もしてみても全く問題なかったのです。
さらに行かれている整骨院では、「脊柱管狭窄症」ということも言われたみたいなのです。
脊柱管狭窄症は脊柱管での神経の圧迫ですから、後屈に痛みが出ることが多く、間欠性跛行という特徴的な症状が起きますが、診察しても問題なかったのです。
この患者さんは、明確な理由もなく、知っている疾患名を言われていて不安にされられていたのです。
確かに医学には絶対はないです。ですが、「こういう症状が出ている。ですからからこういう疾患の可能性が考えられます。」というのは患者さんに伝えてあげることはできます。
何もせず、先入観を持って、疾患を決めてしまうのはどうかと思いました。

日時:2012年11月27日 07:54
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腰部のストレッチ

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

長時間同じ姿勢をとっていたり、悪い姿勢でいると、筋肉が緊張してきます。腰の筋肉が緊張して硬くなっていると、ちょっとしたことで腰痛が起こりやすくなります。
ストレッチングとは筋肉や腱を伸ばす体操で、筋肉の緊張をほぐし関節の動かせる範囲を広げるために行います。運動の前後にストレッチングを行えば、筋肉痛を防ぎ、疲労回復にも役立ちます。体をリラックスさせ、血行をよくして、体を温める効果もあります。腰痛予防には欠かせない体操です。
今回は、腰のストレッチを紹介します。

・腰ひねり
仰向けに寝て両手を広げ、片方の足をゆっくり持ち上げて反対側へ倒すようにして、腰をひねります。足を替えて同様に、左右交互に10回程繰り返します。体の脇から腰の筋肉が引き伸ばされます。

・膝抱え
両足を抱き込んで腰の筋肉を伸ばします。仰向けに寝た姿勢から両膝を両手でつかんでゆっくりと引き寄せ、腰の筋肉を伸ばします。膝が胸につくまで抱えたら、さらに膝を開きながら、脇の下につくように引き付けると効果的です。

腰痛の方は、やってみて下さいね。

日時:2012年11月22日 07:40
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心因性の腰痛

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

慢性腰痛の中には、検査をしても身体的な腰痛の原因が見つからない場合がたくさんあります。
一方、中高年になると、たいていの方は、検査をすれば背骨に何らかの加齢性変化がみられます。しかし、画像検査の所見と、本人の自覚症状や診察での身体所見とが一致しない場合もよくあります。
こうした原因不明の慢性腰痛に心理的な要因の関わりが大きいことがわかってきて、心理的な要因が主な原因と考えられる腰痛を「心因性腰痛」と呼んでいます。心のストレスが引き起こす腰痛といえます。
慢性腰痛を訴える患者さんの約80%に抑うつ状態がみられたという報告もあり、決して特殊なものではありません。
腰痛に限らず、痛みには心理的な影響が大きく、心配事や悩み事は痛みを強くしやすいものです。
原因不明の痛みがある場合の対策として、気分転換をはかる方法を見つけてみてはいかがでしょうか?

日時:2012年11月20日 08:00
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腰痛と体重

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

腰痛の患者さんからの質問で「痩せたほうがいいの?」と聞かれることがあります。
確かに体重を落とすことで腰痛が軽減される場合もあります。体重を落とすことで、腰の筋肉や骨盤にかかる圧自体の負担を減らすことはできます。ただそれだけが全ての腰痛の原因かと考えるとそうではありません。なぜかというと体重が重い方すべての人が腰痛か、と考えると必ずしもそうとは言えないからです。
私の考えとして、腰痛を減らすためには、『体重を落とす』というより、『筋肉を付ける』という方が根本的な考えだと思います。
そもそも体にある『脂肪』と『筋肉』、どちらが重いかを比べると、『筋肉』のほうが重たいです。
体重ばかり意識して、例えば無理なダイエット「食事を抜く」のようなことをしてしまうと、「体重が落ちた」と思っても実は、筋肉が衰えているだけだったりもします。そうすると、余計に体を支えるための筋肉が低下してしまうので、結局は何の意味もありません。
なので体重よりは体脂肪率の方を意識してみるのも一つではないかと思います。

日時:2012年11月15日 07:58
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腰痛と湿布薬

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

「体が痛い」、「重たい」時の対処法として『湿布薬』を貼られる方が多いと思います。
患者さんからの質問でも「湿布を貼ってもいいですか?」と聞かれることが多くあります。
私達はなぜか、「痛みがあれば、まずは湿布を貼ってみよう」とする考え方が定着しています。
病院でもたくさん湿布を処方されるということをよく耳にします。
では実際、湿布がどのような効果があるか書いていきます。

湿布薬の多くは「クールタイプ」という貼るとひんやりするものです。主な目的は痛む部分の熱をとることで、それがスッキリ感じられるわけです。腰痛の場合にも確かに炎症を起こしている場合がり、その熱をとるということに対しては一時的な効果はあるようです。最もそれがそのまま鎮痛効果といえるかといえば疑問です。一時的に痛みを散らすという意味では鎮痛であり、しかし根本に治ったわけではなく、湿布薬は薬が乾いてきたり、時間がたてば効果がなくなります。もともとの体の痛みがなくなったわけではありません。痛みはまた同じように起こり、そのつど湿布をはる、この繰り返しです。また湿布の成分の中には鎮痛剤の成分が入っているため、血管を収縮させてしまいます。なので、「そのときの痛みは減っても、治り(組織の修復)が遅くなる」ということも考えられます。
貼って悪いというわけではないですが、貼り続けるのは控えたほうがいいかもしれません。

日時:2012年11月13日 08:22
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検査の矛盾

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

当院で来院される患者さんは、病院で「ヘルニア」と診断されて来られる方が多いですが、中には、「本当にヘルニア?」と思うときもあります。
なぜそう思うのかというと、理由があります。
病院で『レントゲンしか撮っていない』と言われた場合です。ヘルニアは、椎間板の異常で起きる疾患です。椎間板が潰れて神経を圧迫しているかどうかは、レントゲンではわかりません。
レントゲンは『骨』を写すものです。椎間板はレントゲンでは撮影できません。
当院でヘルニアの治療を受けに来院される患者さんの中にも、よく聞く言葉として「背骨と背骨の間が狭くなっている、ヘルニアです。と診断された」と言われる方がいます。これだけでは、ヘルニアかどうか、全く根拠にはなりません。
また、足に痺れの症状が起きたときも何も検査をせずに「坐骨神経痛です。」と言われたら気をつけなければなりません。神経もレントゲンでは写らないですし、下肢の神経は坐骨神経だけではありません。
坐骨神経痛かどうかは、痺れが出ている走行によって判断しないといけないからです。
何もせず、説明も無しで坐骨神経痛と言われた場合は注意が必要です。

日時:2012年11月 8日 07:33
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正しい重心バランス

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

今回は正しい重心の位置について書いていきます。
皆さんは、普段どの位置に体重がかかってきていますか?踵?小趾側?それとも全体に乗っていますか?案外、意識してみないとわからないものなのです。
正しい重心の位置は、正常は親趾と示趾の間くらいにかかっています。
足元のバランスが崩れると、歩き方、立ち方に影響が出てきます。
小趾にかかっていると骨盤の開きが起こりますし、踵にかかっていると腰のそりが起こる原因になります。
ですから腰痛、ヘルニアは、実は、重心の位置が悪いために引き起こされていることも考えられます。
当院に来院されている患者さんの中にも、自分では気がつかないけれど、周りから「歩き方が悪い」、「ガニ股になっている」と言われたり、「足が地面にすって歩いている」と気にされていたりということがあります。

このような場合には、重心のバランスが崩れています。腰痛を起こさないためにも、正しい位置を意識していくことが必要です。


日時:2012年11月 6日 08:05
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たんぱく質の重要性

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

11月に入り、ますます寒くなってきましたね。この時期になると腰痛だけでなく、全体的に体の痛み、冷えが起こりやすくなります。
身体の土台を作っている栄養素は何か、皆さんご存知でしょうか?
身体の土台を作っているのは「たんぱく質」なのです。私たちの身体は約60%が水分、残りの40〜50%がたんぱく質です。つまり頭からつま先までたんぱく質なしにはすまされません。
私達の体内では、常にたくさんのたんぱく質が、酵素の働きによって分解、合成されています。しかもこの酵素やホルモンの主成分も、たんぱく質なのです。それから、骨も実はたんぱく質なのです。「カルシウムでしょ」とおっしゃる方も多いと思いますが、実は、骨の柔軟性を支えているのは、「コラーゲン」なのです。こちらもよく名前は聞くと思います。これも繊維状のたんぱく質です。もちろん筋肉、皮膚、神経もたんぱく質からつくられたものです。
たんぱく質は身体にとってかなり重要な栄養素です。身体の中で使う量が多いため、糖質や脂質と違いストックが効きません。食べた物は腸内でアミノ酸に分解、身体の各部分でたんぱく質に再合成され、血液や筋肉などに消費され、新旧交替していくからです。また血液中のアミノ酸濃度には限界があるので、余分に摂ったたんぱく質は、体外に排出されます。
特に日本では、「お肉を食べたら太る・・・」といい肉類を控える方も多いですが、以上のことからお肉を食べたから太るわけではありません。逆に野菜ばっかり食べて痩せている方は、身体の冷えやすい傾向にありもたんぱく質が不足し、筋肉も弱くなっているからとも言えます。
たんぱく質を積極的に摂り、強い身体をつくりましょう。

日時:2012年11月 1日 07:51
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効率よく腹筋を鍛えていくために

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

腹筋は腰痛、ヘルニアを予防していくために重要な筋肉になります。
そこで効率の良い腹筋の鍛え方を紹介します。まず筋肉を付けていくための運動として2種類の運動があります。
1つは等張性収縮運動、もう1つは等尺性収縮運動です。等張性収縮運動というのは、筋肉が長さを変えて伸び縮みする運動になります。等尺性収縮運動は筋肉の長さを変えずに収縮させる運動になります。
等尺性収縮運動を使ったトレーニングをアイソメトリックトレーニングともいいます。トレーニングを行うためには、これらの運動を理解したうえで、瞬発的な筋肉を付けたいのか、それとも筋肉自体の持久力を付けていきたいのか、身に付けたい筋肉の目的をはっきりさせます。
目的に合わせて使い分けていくことが重要です。今回の腹筋を付けていく目的は、腰痛やヘルニアの予防ということなので、瞬発的な筋肉より支えられる力を身に付けていくことが必要となります。
トレーニングの方法としては『足上げ腹筋』が効果的です。仰向けに寝た状態で、膝を曲げ足を浮かせます。この状態を30秒間キープします。

今回は腹筋でしたが、腹筋だけでなく筋肉を鍛えるためにはその筋肉をつける目的とそれに合ったトレーニングを行うことが必要です。
決して勢いにまかせて行うのではありません。効率よく鍛えていきましょう。


ヘルニアとシュモール結節

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

椎体と椎体の間にある椎間板が押しつぶされて、中の髄核や線維輪の一部が突出した状態をヘルニアと呼びます。多いヘルニアのタイプとして後方に飛び出すことが多く、飛び出したものが神経根に触れ、下肢に神経症状を引き起こすことがあります。
シュモール結節とは、後方へは飛び出ず椎体内で髄核が脱出した状態を指します。原因は、激しいスポーツや機械的なストレスが主な理由です。後方に飛び出るヘルニアでは、前傾姿勢の圧力が加わり続けることで発症するのに対し、シュモール結節の場合、上下の圧力、つまり垂直方向への圧力が加わり続けると発症してしまいます。
シュモール結節は椎体内ヘルニアであるため、神経根を圧迫していません。なので、下肢の神経症状は起こらない、無症状の場合もあります。ただし、悪化すると、椎間板自体が機能しなくなり、神経根に触れることもあるので注意が必要です。さらに後方突出しているヘルニアと併発することもあります。
ヘルニアといえど、様々なタイプがあるのです。ヘルニアの治療には、きちんとした病態把握が重要となります。


腰痛が増えている理由

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

腰部椎間板ヘルニアは年々増加傾向にあります。厚生労働省の国民基礎調査でも男性の訴える症状の1位が「腰痛」、2が「肩こり」、女性は1位が「肩こり」、2位が「腰痛」になります。過去の推移を見ても腰痛を訴える人は増加傾向にあります。
理由として、まず骨格的な理由として肩に比べ、腰は体の構造上、負担のかかりやすい部分になっています。腰は体の中心にあり、上半身、下半身のバランスを保っています。バランスを維持するためには、それだけ筋肉も強くなければなりません。それに、腰痛の原因は非常に多く、骨や椎間板、筋肉の障害による腰痛、内臓や血管の病気による腰痛、心因性の腰痛など、肩に比べ、様々な事が腰に影響を引き起こしてきます。
もう一つの理由として生活習慣の問題です。デスクワークやテレビを見たりなどの座りながら行うことが多くなっているからです。腰痛が起きる上で、気をつけなければならないことは、「姿勢」よりもまず、「長時間、座り続けないこと」です。大人だけでなく、子供にも腰痛が増えているのはこのような理由からです。
改善策は『体を動かすこと』。当たり前のように思いますよね。後になって、腰痛を引き起こさないためにも、気をつけましょう。

日時:2012年10月23日 07:56
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ヘルニアと咳、クシャミ

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

 ヘルニアの症状で、「咳やクシャミで腰に痛みが出る」ということがあります。
たかが咳、クシャミと思いますが、咳やクシャミで、首を痛めたり、ぎっくり腰になったりする例もあります。それだけ、咳やクシャミは筋肉や脊椎、体全体に負担がかかるものになります。
 理由として、人は咳をするときに肋骨周辺や腹部周辺の筋肉を使います。腹部の筋肉は腰痛を防ぐために重要な筋肉になります。なので咳、クシャミが続くと疲労して弱くなって、腰を支えられなくなります。
 また、咳、クシャミのした際に加わる衝撃はS字状のカーブを保っている脊椎を伝わって分散されていきます。ですから、「咳、クシャミが腰に痛みがでる」というのは、脊椎、椎間板に問題が起こっているという判断基準になるわけです。

 これから風邪やインフルエンザが起こりやすくなり、咳やクシャミが起こりやすくなります。乾燥しないために保湿するようにしていきましょう。また、体を温めるようにしましょう。 


腰痛と冷え

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

 だんだん気温が下がり、体が冷えやすい時期になりましたね。こういう時期は、非常に腰痛が起こりやすくなります。特に多いのが「ぎっくり腰」です。ぎっくり腰は「魔女の一撃」と呼ばれるくらい、動けなくなるくらいの痛みが起こります。

 この時期に多い理由としては、筋肉が冷えることによる血液循環の低下になります。血液は筋肉に栄養や酸素を運んでいます。血液循環が良いと、体が温かくなって、筋肉も伸縮しやすい状態になります。逆に、血液循環が低下すると、体が冷えてきて、血液が筋肉に行きにくい状態になり、筋肉が硬くなってしまいます。

 この血液循環が低下した硬い筋肉の状態で、重たい物や急に腰を動かす動作をするとどうでしょう?
 筋繊維が切れてしまったり、関節を痛めてしまう、筋肉を痛めやすい環境といえますよね。 

 これを防ぐためには、適度に体を動かしていくことが大切になります。常に筋肉に余裕を持たすことができていれば、たとえ冷えて血液循環が落ちてしまっても、筋肉が硬くなりすぎることはなくなります。よって腰痛を防ぐことができます。
 これからの時期は腰痛に気をつけていきたいですね。

日時:2012年10月16日 08:27
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頚椎椎間板ヘルニアについて

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

ヘルニアは、腰部以外にも起こります。脊柱の椎骨と椎骨の間には、椎間板と呼ばれるクッションのようなものがあります。これが、圧迫され潰されることにより、中にある髄核と呼ばれるものが外に出てきます。頚椎にも腰部と同じように椎間板がありヘルニアが起こる場合があります。
発症年齢は、40歳から50歳に多く、動きの大きい第4頚椎から第6頚椎に多く起こります。症状は、頚部痛、背部痛、肩こりなど脊柱周囲の症状があり、腕の脱力感、神経症状が起こります。なので、日常生活の動作としてはお箸が持ちにくかったり、ボタンかけがしにくかったり腕に障害が起こります。
また動きとしては、頚部を後屈(上を向く動き)にしびれ感や痛みを伴います。
頚部椎間板ヘルニアの原因としては、むちうちやスポーツ障害、脊椎に起こる疾患なので、もちろん姿勢の問題があげられます。
改善の傾向としては、腰部椎間板ヘルニアと同様、ヘルニア自体を取り除くのは、手術しかありません。ですが、重度の状態以外であれば、日常生活に支障がないレベルまでは改善することは見込めます。


椎間板ヘルニアとコルセット

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

 椎間板ヘルニアの患者さんは、よく『コルセッ』トを装着されています。そもそも『コルセット』の目的は、腹圧を高めること(腹筋の補助)と、腰椎の動きを抑制することです。
 椎間板ヘルニアの例として多いのが、慢性的なヘルニアの状態で、コルセットを装着し続けてしまうことです。コルセットは、着けることによる安心感と腰の安定を行うため、楽になったように感じます。ですが、慢性的な状態でコルセットを着け続けることにより、自分自身の筋力を使わなくなってしまうというこも考えられます。
 ヘルニアは、問題が起こっているのは、脊椎ですが、それを支えているのは筋肉です。実際、ヘルニアになった方、全員が必ずしも症状が治らないというわけではありません。これは筋肉が強くなり、支えが出来て、腰椎にかかる負担を減らしている証拠です。
初期の椎間板ヘルニアであれば激しい痛みがあり、腰の曲げ伸ばしができません。また、歩くのが出来ない、力が入らない、腰が安定しない、といった症状があります。このような場合だと症状を悪化させないために、『コルセット』の装着をオススメします。
 自分自身の体を守るためにも、正しい装具の使い方は知っておくことが必要だと思います。


椎間板ヘルニアとマッサージ

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

最近、椎間板ヘルニアの患者さんから、「マッサージはしてもいいの?」という質問を受けました。今回はヘルニアとマッサージについて書いていきます。
まず、マッサージを行う目的を書いていきます。マッサージは、筋肉の血流の改善、筋肉の緊張を緩めることが目的です。椎間板ヘルニアの場合、症状にもよりますが、慢性的なヘルニアは、基本的には問題はありません。ただ急性期の痛みがきつい状態、発症した当初のヘルニアは、マッサージを行うことは、しないほうがいいでしょう。痛みがきつい状態ということは症状が悪化しています。つまり炎症が起きています。その状態でマッサージを行うと火に油をそそぐ状態になります。
なので、ヘルニアの状態をきちんと把握したうえでマッサージを行うことが重要です。ヘルニアは、自己判断でのマッサージは危険であるということと、専門家以外のマッサージは受けないほうがいいでしょう。ただし、マッサージを継続して受け続けても、根本的なヘルニアの原因、症状の軽減には繋がりません。ヘルニアは椎間板、脊椎の問題であるので、マッサージで血流をよくするだけでは改善できません。普段の姿勢を変えていく事が必要になります。


椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄症

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

脊椎は、椎骨の椎体と椎体の間に、椎間板という円板状のクッションが挟まったものが連なってできています。この椎間板という、内部にゼリー状の物質が入った連結組織が脊椎にあることで、衝撃を吸収し、柔軟に動いているので、私達の体は曲げたりすることができるのです。

椎間板ヘルニアは、この椎間板が通常の位置からはみ出して神経を圧迫して起こる症状をいい、2年齢は20代、30代の人に多くみられます。ヘルニアの場合、前かがみの姿勢がつらくなります。椅子に座って長時間デスクワークを行ったり、自動車の運転時間が長かったり、軽作業をする人に多いです。スポーツでは、スケートやボードなど腰を曲げて行うスポーツをしている人に起こります。
脊柱管狭窄症は、50代を超えた人に多くみられ、腰部の脊柱管が老化や骨粗鬆症などで損傷し、狭くなる病気です。脊柱管狭窄症の場合は、ヘルニアとは逆に腰を反らせると痛みがきつくなります。
症状的にはヘルニアも狭窄症も共通する部分があるので、下肢にしびれなど症状が起こったときは、専門家のいる医療機関に受診しましょう。


ヘルニアと姿勢

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

ヘルニアが起こる理由として、やはり多いのは、姿勢による問題です。
姿勢が悪く、背骨に負荷がかかると椎間板が傷みます。背骨は、横から見たときに緩やかなS字状カーブを描いていますが、このS字状カーブが崩れると、背骨の一部に無理な負荷がかかり、椎間板
の異常が起こります。この生理的湾曲が崩れた状態として多いのが、ストレートネックや猫背です。
ストレートネックや猫背は、全身のS字状カーブが乱れて状態なので、頚椎ヘルニアや腰椎椎間板ヘルニアになりやすいのです。
また、前後のバランスだけでなく、左右の動きの不均等も背骨にかかる負担が多くなります。背骨は正面から見ると真っ直ぐにみえるのが正常ですが、何かしらの理由で左右に歪んでしまうのです。
この左右のバランスが崩れる原因として考えられることは、日常生活の癖によるものです。例えば足を組むことが多かったり、片方の肩にバックを持つ癖があったり、無意識に行っていることの積み重ねで歪んでしまう場合が多いのです。
ですから、体の歪みは、常にチェックして整えておくことが必要です。

日時:2012年9月27日 07:51
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腸腰筋の重要性

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

慢性化した腰痛(慢性化したヘルニアも含め)は、腸腰筋が関連している場合がほとんどです。
まず、腸腰筋は大腰筋、小腰筋、腸骨筋の3つの筋肉からなり、主に股関節を曲げる動き、腰を前に倒す動きに関連しています。また、外旋(つま先を外に向ける動き)にも関係しています。
この筋肉が緊張しやすい人は、腰椎の前弯が強くなります。かなり緊張が強くなっていると、腰椎の変形が起こることがあります。
動きから考えても、激しいスポーツをしている方やお腹の出っ張った樽状体型の方場合の腰痛のパターンの要因として考えることができます。
なお、腸腰筋の痛みは脊柱の傍らに出現するため脊柱起立筋の痛みとして勘違いされやすいですが、洗顔時のように股関節を曲げて痛みが出現する場合は、腸腰筋が痛みの原因である可能性が高いです。
このような腰痛の方は、普段の姿勢では腸腰筋を伸ばすような姿勢をとることが多いので、浅く座っている方が楽になる場合も腸腰筋が原因の可能性があります。

日時:2012年9月25日 08:12
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ヘルニアの突出

こんにちは、鍼灸師の沖田です。
当院にも数多くのヘルニアの患者さんが来られていますが、症状の出現の仕方や痛みの度合いは様々です。画像診断で、「ヘルニア」と判断されても、椎間板の中にある髄核という部分の脱出する方向、大きさ、脱出の仕方によって差があります。
椎間板は、靭帯により周囲が強化されています。前縦靭帯は、椎体の前面を覆い、椎間板の前部外層となっています。
後縦靭帯は、椎体の後部を覆い、椎間板の後部外層を形成します。こうした縦靭帯により、脊柱の動きを制限しながら、椎間板の輪部を強化しています。しかし後縦靭帯は、脊柱の腰仙部(下位腰椎)では狭くなっています。なので、このレベルでの保護力や支持力は低下している状態にあります。
そのために、椎間板は後外方に突出してきやすい傾向にあります。この高さにちょうど坐骨神経根があるので、坐骨神経を圧迫してしまいます。。
多数の椎間板ヘルニアで片側性の坐骨神経痛を発症するのもこれらの体の構造が関与してきます。

日時:2012年9月20日 07:46
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SLRテスト

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

SLRはヘルニアを判断するために、よく使用する検査法です。これにより様々な腰疾患の中からヘルニアかどうか鑑別します。
やり方は仰向けに寝て、足を30度から70度の角度に持ち上げる検査になります。このとき足の裏側に痛みが走り、足を70度以上持ち上げられないと腰部椎間板ヘルニアの可能性があります。
特に鑑別が必要となるのは腰部脊柱管狭窄症になります。ヘルニアと腰部脊柱管狭窄症、このどちらも神経の圧迫によって起こる疾患ですが、このテストはヘルニアによって圧迫されてる神経を伸展させて痛みが出現するかどうかを診るので、狭窄症の場合だと、この検査では陽性反応はでません。
ヘルニアを鑑別する検査法はこのほかにも、大腿神経伸展テストや座位伸展テストなどがあります。いずれも、伸展させた状態で反応が出るかどうかを診るテストになります。
ただ、これらのテストは絶対ではないので、総合的に症状を診て判断していかなければなりません。

日時:2012年9月18日 08:03
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椎間板について

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

今回は、椎間板について書いていきます。
脊柱の椎骨と椎骨との間にある椎間板は、脊柱機能の仲介役を果たす役目があります。
椎間板の構造は3つの組織によって構成されています。
1つは、中央部のボール状の髄核、2つ目は、周りを囲む繊維輪、3つ目は、上下の軟骨性の終板です。
中央部の髄核は、弾力性に優れ、運動時や荷重がかかった時に、重要な役割を果たします。この髄核は、ムコ多糖類と膠原繊維からなるのですが、加齢と共に組織変成を起こして、水分量が減少し、弾力性を失っていきます。また、椎間板の栄養血管は、30歳までに消失し、栄養供給や代謝は、リンパ液と細胞外液に頼ることになります。
椎間板にかかる圧力も年齢と共に減少し、仰向けから立位時に椎間板にかかる圧力の増加は、10代で30%増加するのに対し、50代では50%増となるデータもあります。
少年期にヘルニアが少ないことを考えると、椎間板にかかる圧力の上昇がヘルニアを誘発させていっるともいえます。
圧力を上昇させないためにも、まずは日常生活の姿勢から改善することが必要です。

日時:2012年9月13日 07:50
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ヘルニアに対する運動

こんにちは、東洋医学治療センター沖田です。

椎間板ヘルニアが起こった初期の段階で大切なことは、椎間板内圧が上昇して不安定な状態か、安定している状態かということです。これにより、運動指導も変わってきます。

一般的に、急性期(1〜2週間)では、積極的な運動を避けて、安静にすることだ多いです。
急性期を過ぎれば椎間板内圧をできるだけ上昇させない体位で腹筋運動から始めます。経過に応じて回数、強度を上げ、次第に殿筋や背筋、腹斜筋等の運動をしていく場合が多いです。
疼痛やその他の症状が改善されれば、従来の生活に復帰できるように、二次的に低下した四肢や体幹筋の強化を行っていく必要があります。

ヘルニアの運動療法の目的としては、腰椎の彎曲異常を改善し脊柱管を拡げていくこと、体幹のアライメントを整え支持性を高めること、柔軟性の獲得、神経根の癒着防止、全身持久力の向上、これらを目的としていきます。

日時:2012年9月11日 09:09
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腰痛の対処法

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

よく患者さんから「痛いときは冷やしたほうがよいのか、それとも温めたほうがよいのか」と聞かれることがあります。腰痛、慢性的なヘルニアの場合、温めたほうが楽になるケースが多いのですが、急性の炎症があるような場合は、冷やすと楽になることもあります。

慢性的な腰痛にはお風呂にゆっくり浸かってもらうが理想です。血管が拡張することにより、筋肉に送る血流が多くなります。そうすると筋肉が柔らかくなり、痛みの軽減に繋がります。
急性期の場合は、体の反応として、患部に熱をもちます。家で対処する方法として氷で冷やすことなのですが、腰の場合、表面的な熱さがわかりにくい場合があります。そのときは、「冷やして気持ちよかったら冷やす」、「温めて気持ちよかったら温める」ことを行ってみてください。
また、患部が赤くなったり、熱をもっているような場合は冷やし、それ以外は穏やかに温めるというのが目安になるでしょう。
ただし、こういう場合はできるだけ早く医療機関に行くようにしましょう。

日時:2012年9月 4日 11:44
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背骨の構造

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

人間の背骨は30個程の「椎骨」が縦に積み重なってできています。背骨全体は専門的に「脊柱」と呼ばれ、上から順に、「頚椎」「胸椎」「腰椎」「仙骨」「尾骨」の各部から成っています。脊柱は前から見ると真っ直ぐで、横から見るとゆるやかなS字状のカーブを描いています。このカーブによって、直立したときにも、重い頭を支えながらうまくバランスを保ち、ショックを吸収することができるのです。

腰椎は5つの椎骨からなり、やや前方へ弯曲(前弯)しています。脊柱の中でも最も大きな動きを担い、上体の重さの多くを支えています。脊柱を構成する椎骨は、前方の円柱形の「椎体」とその後方の複雑な形をした「椎弓」よりなっています。積み重なった椎体と椎体の間に挟まっているのが「椎間板」と呼ばれる軟骨になります。椎間板は、クッションのような役割があり、椎骨に加わる衝撃を和らげ、同時に椎体と椎体を連結しています。

この椎間板への圧が大きくなり、潰れることになれば、椎間板ヘルニアが起こってしまいます。

そうならないためにも正しい姿勢を保ち、椎間板への衝撃を最小限に減らしていくことが必要になります。

日時:2012年8月30日 09:04
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日常での動作

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

腰が痛むときには、日常の動作にも注意が必要です。椎間板ヘルニアなど腰に疾患がある場合、また腰痛があるときに急に動いたり、腰を勢いよく捻ったりするのは、痛みを増す原因になります。出来るだけゆっくり動き、不安定な姿勢での動作は控えます。骨盤を安定させることが、腰を刺激しないポイントです。立ち仕事の際は脚を開いたり、台を置いて片足を乗せるなどの工夫をしましょう。
腰痛の原因によって痛みの出やすい姿勢も違うので、痛くなる姿勢を避けるのが基本になります。
また、パソコン操作など、長時間同じ姿勢で作業するときは、途中で休憩をはさみ、立ち上がって歩くなどをして血行を促すことも心がけましょう。
ただ、「ぎっくり腰」のような急性の腰痛の場合は動くことはせずに、安静、アイシングをするようにしましょう。強い腰痛があるときには横になる姿勢が一番です。なるべく固めの布団やマットレスを敷き、股関節や膝関節を曲げた姿勢で寝たほうが楽になります。それでも辛い場合は両膝の間にクッションや座布団、枕などをはさむと痛みが軽減する場合があります。

日時:2012年8月28日 08:46
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体のために

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

ヘルニア、脊柱管狭窄症などの疾患になってしまう過程として、まず腰になんらかの痛み、違和感、だるさ等を感じます。医療機関で原因、疾患を明確にするためには、まずは自分で自分の体の事を知っていないといけません。
今回は、腰痛で医療機関に行かれる際に、必ず把握しといてほしいことを書いていきます。

 急性か、慢性かを判断するために『痛めた原因が明確であるかどうか』ということです。例えば、「重いものを持って痛めた」ということか、逆に「常に腰がだるい、重たい」といった症状が持続して出ている場合かということです。

 動くと痛いか、じっとしていても痛いかということです。
動きを知ることで、痛めている筋肉、姿勢を予測できます。
動くと痛い場合、例えば、おじぎをする、後ろへ反り返るなど『動きにより痛みを誘発するかどうか』、また『どの動きで痛いのか』ということです。逆に安静時に痛みが出る場合は、危険な場合があります。『一番楽な姿勢でもじっとしていて痛みを誘発する』このようなときは、内臓の病気の疑いを考えなくてはなりません。

 局所痛かそれとも放散痛かということです。
局所痛は例えば、痛みが『腰にある』といい、放散痛の場合、『足に痛み、痺れ』があるという表現をします。
これは、神経障害があるかどうかを見極めます。ヘルニア、脊柱管狭窄症の場合、坐骨神経痛を伴うことが多く、疾患を疑うために必要になります。

痛みと真剣に向き合うためには、自分の体に知ることが大切になります。


日時:2012年8月23日 08:14
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急に腰痛が起きたとき

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

腰痛が起きたとき、整体やマッサージを利用する人も多いと思います。それで楽になるものならよいのですが、なかにはかなり強い力を加える施術もあり、腰痛の原因によっては危険な場合があります。
例えば、腰痛の背景にがんや骨粗鬆症などの病気があると、骨がもろくなっているので、強い力を加えることで、骨折を招いたり、脊髄損傷にもつながるおそれがあります。
また、きちんとした問診をしないため炎症があるにもかかわらず、すぐにマッサージをしたり、無理に矯正するような施術者がいることも事実あります。
なので、原因を確認していない腰痛では、きちんと病態把握ができる専門家に診てもらい原因を明確に判断してもらうこと、炎症を伴い、痛めた原因が明確にわかる急性期の腰痛の場合は、マッサージなどを避け、早く医療機関に受診するようにしましょう。

日時:2012年8月22日 07:41
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腰痛とヘルニア

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

腰椎椎間板ヘルニアの症状で初めに気になる症状といえば、『腰の痛み』いわゆる『腰痛』が起こることです。腰痛でも、人によって痛みが出ている部分も、原因も様々です。ただ腰椎椎間板ヘルニアの場合、起こりやすい部分があり、L4、L5とL5、S1になりやすい傾向があります。

動きとしては、前屈動作で腰痛を感じることが多くなります。これは、椎体の間にある椎間板が前屈した際に押し潰される状況になるからです。なので腰椎椎間板ヘルニアの場合、腰を前かがみにしなければ、腰痛の軽減に繋がってきます。
普段からデスクワークが多かったり、物を持ち上げるような動作が多い方は、椎間板にかかる圧が高くなるため、注意が必要です。また、「スポーツとヘルニアの関係はない」とされている文献もありますが、私の見解として、ゴルフやサッカーなど多くのスポーツの動きを考えると、前傾になる動作が非常に多いです。例えば、ゴルフのスイングやサッカーでシュートするときのインパクトの瞬間、前傾姿勢での衝撃が加わります。椎間板の役目はショックの吸収、つまり、この動作が繰り返されることのより、椎間板の圧が非常に高くなってきます。スポーツしている方は、正しいフォームを意識することが負担を減らすために重要になると考えられます。

日時:2012年8月21日 09:22
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ヘルニアは治る

こんにちは、鍼灸師の沖田です。
MRIの普及で、椎間板ヘルニアの経過を鮮明な画像で観察することができるようになり、腰椎椎間板ヘルニアであっても、必ずしも腰痛や下肢痛(足のしびれ、痛み、感覚の異常)などの症状が現れない患者さんもいることがわかってきました。なので、必ずしも「手術しなければ治らない」というわけではありません。確かに、膀胱直腸障害などの症状が出て、ヘルニアの進行が進んでいれば手術の可能性はあります。また、ヘルニアを完全に取り除きたいなら手術しかないです。そうではなく、痛みなく生活したい、症状を軽減させていきたいと考えているなら手術をしなくても治ることは可能です。結論からいえばヘルニアになるのは、姿勢が原因です。「重いものを持ち上げる」、「車の運転をする」という前傾姿勢で、負荷がかかる体勢をとり続けるからです。たとえ、ヘルニアの手術を行ってもまた再発するといわれているのは、ヘルニア自体を取り除いても根本である原因、いわば姿勢が改善されていないため、また同じことを繰り返してしまうのです。結局、再発してしまっては何の価値もないと思います。そのときだけヘルニアが完治すればいいのか、それとも一生ヘルニアだ起こらない身体にしていくのか、考えることが必要です。

日時:2012年8月 9日 08:44
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腰部椎間板ヘルニアとは?

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

腰部の椎間板は、上・下の椎体に挟まっている軟骨性の組織であり、この椎間板は、繊維輪・髄核・軟骨版の3要素からなっています。
ヘルニア(Hernia)は、異常の裂孔を通って組織が脱出した状態を指す言葉で、腰部椎間板ヘルニアとは、この椎間板の組織の一部が脱出したものです。この突出物が坐骨神経の神経根を圧迫すると坐骨神経痛による腰痛が起こされることになります。
椎間板ヘルニアは、椎間板に大きな荷重が加わり、線維輪を破って髄核が脱出した髄核ヘルニアを指すことが多いですが、脱出または突出するものが髄核だけとは限りません。この脱出部ないし突出部が神経根を圧迫すると腰に痛みが走ります。
椎間板ヘルニアは、椎間板が押しつぶされてヘルニアになりますが、反対に椎間板を支える支持能力が強ければ押しつぶされることはありません。椎間板の支持能力の源は、脊柱起立筋の筋肉量の大きさ、すなわち背筋力の充実度になります。
筋力を弱めないためにも日頃からのケアが重要です。


椎間板ヘルニアの代表的な症状

こんにちは、鍼灸師の沖田です。

椎間板ヘルニアの代表的な症状は、激しい腰の痛みや足の痺れです。
痛みや痺れは、物を持ったり、前かがみの姿勢になったときに強くなることが多く、おじぎ(前屈)が出来ないといった運動制限も起こります。
物を持ったり、前かがみになると椎間板内の内圧が高まり、ヘルニアが後方の神経根を強く圧迫、刺激します。そのため、症状が強くなるのです。逆に、姿勢によっては、痛みが軽くなるのもこのためです。また、坐骨神経に繋がっている神経の根元が刺激されると「坐骨神経痛」が現れます。腰だけでなく、足に響くような痛みや痺れが出てきます。
さらに、ヘルニアが脊髄の末端に続く馬尾神経まで障害すると、膀胱などの働きのにも影響して、排尿などの異常が見られる事もあります。この場合は重症といえます。
なので、早期に治療することをおすすめします。